米国株式インデックスファンドの比較 2023/7
今月の米国株式インデックスファンドの比較です。
比較対象
<S&P500連動>
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(三菱UFJ国際投信 )
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント )
- iFreeS&P500インデックス(大和アセットマネジメント)
- iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド
- Smart-i S&P500インデックス(りそなアセットマネジメント)
- My SMT S&P500インデックス(ノーロード)(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
- たわらノーロード S&P500(アセットマネジメントOne)
- はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)(野村アセットマネジメント)
<CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動>
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド( 楽天投信投資顧問)
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント)
- My SMT S&P500インデックス(ノーロード)(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
2023/7の比較 S&P500連動
スマホで見る時は必要に応じ横画面にしてくださいませ↓
2023/07 | Slim S&P500 | SBI S&P500 | iShares | My SMT | たわら |
---|---|---|---|---|---|
1ヶ月 | 1.412% | 1.407% | 1.39% | 1.36% | ★1.413% |
3ヶ月 | ★16.85% | 16.78% | 16.76% | 16.70% | 16.84% |
6ヶ月 | ★24.08% | 23.89% | 23.97% | 23.83% | - |
1年 | ★19.48% | 19.39% | 19.41% | 19.23% | - |
3年 | ★97.69% | 96.94% | 95.03% | - | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.0937% | 0.0938%程度 | 0.0938% | 0.0968% | 0.09372% |
純資産総額(百万円) | 2,461,027 | 1,050,182 | 22,814 | 8,172 | 820 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 2,355,746 | 1,011,045 | 21,676 | 7,388 | 481 |
純資産総額前月差分 | 105,281 | 39,137 | 1,138 | 784 | 339 |
(表続き↓)
2023/07 | はじめてのNISA | iFree | Smart-i |
---|---|---|---|
1ヶ月 | - | 1.40% | 1.37% |
3ヶ月 | - | 16.82% | 16.73% |
6ヶ月 | - | 23.99% | 23.87% |
1年 | - | 19.33% | 19.01% |
3年 | - | 96.80% | 94.53% |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.09372% | 0.2475% | 0.2420% |
純資産総額(百万円) | 515 | 113511 | 8374 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 0 | 108662 | 8006 |
純資産総額前月差分 | 515 | 4849 | 368 |
2023/7の比較 CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動
2023/07 | 楽天VTI | SBI VTI |
---|---|---|
1ヶ月 | ★1.53% | 1.51% |
3ヶ月 | ★17.31% | 17.26% |
6ヶ月 | ★22.96% | 22.92% |
1年 | ★18.75% | 18.71% |
3年 | ★92.74% | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.162%程度 | 0.0938%程度 |
純資産総額(百万円) | 1,055,127 | 175,846 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 1,019,354 | 169,430 |
純資産総額前月差分 | 35,773 | 6,416 |
--------------
★は同一指数内で一番高いもの
- リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
- コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。
雑感
今月から「はじめてのNISA」も比較表にエントリーしました。
2兆円ファンドとなったSlim S&P500には、VOOと同等の信託報酬率(経費率)を目指して欲しい。iFreeとi-smart は、コストに動きがないし、シンNISA脱落かな?
純資産総額は、eMAXIS Slim S&P500が最強、第二集団は楽天VTIとSBIV S&P500が続き、この3本で米国株式インデックスファンド市場をほぼ占拠(全体の93%)しています。
それにしても、全世界株式の信託報酬率が0.0575%と激安になってしまったため、米国株式ファンド見てても元気出ないなあ(笑)。オルカンを通して米国株を買った方が安いわけで。この辺の矛盾を運用会社さんたちが、どう解決するのか…。
今日のひと言。
朗報は忘れた頃にやってくる。
気長に待ちましょう。
米国株関連で注視している、米国株式 年次リターンの平均回帰現象は以下の通りです。
Slim S&P500 | オールカントリー |
19.48% | 19.38% |
今月は、両者が拮抗しています。
<ご参考>
コメント
> オルカンを通して米国株を買った方が安いわけで
ですよね まあ全世界ブームですから問題ないけど 一部の米国推しの方々 頑張ってくだされば0.03以下の信託報酬 採算無視で可能なのでは
このままではスリムシリーズの独壇になりますからね 一強に抗する各社の連携 期待です
しかし 三菱の方針 つげ義春の漫画 リアリズムの宿の如き みみっちぃやり方だな
投稿: k | 2023年8月20日 (日) 10時05分
そうですよね、矛盾してますよね。全世界株より先進国株や米国株派の自分は、ずっとモヤモヤしています…。
追従型の三菱や矛盾の元凶である野村には期待できないので、ニッセイあたりが仕掛けてくれないかなと。S&P500の商品を持たないニッセイが、年末頃に満を持して、なしなしシリーズを0.03%で出してくれれば…という妄想をしています(笑)
投稿: 佐藤C作 | 2023年8月20日 (日) 12時51分
>k様、佐藤C作様
コメントありがとうございます
>0.03%
ETFを買うだけ陣営は構造的に無理そう。
ニッセイさんのスタンスは「規模に応じてコストを下げる」なので、今からでは苦しい…。
野村AM他に期待するしかないですね。
投稿: NightWalker | 2023年8月20日 (日) 22時36分