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2023年6月20日 (火)

サクっと直販投信の時代? 攻めるSBIアセットマネジメント 日本株式インデックス型公募投資信託 2 ファンドの募集・設定のお知らせ

SBIアセットマネジメントさん。サクっとシリーズ、さらに拡大です。

はじめに

増えるのはこちら↓

20230620

なお、業界における日経平均ならびに TOPIX のインデックス型ファンドのいずれについても、実質的な運用管理費用の最低が 0.1430%であるのに対し、SBI アセットの日本株式インデックス型 2 ファンドのそれぞれの実質的な運用管理費用は 0.1133%程度であることから、いずれも業界最低の実質管理費,用となる見込みです。

  • 外資である i シェアーズの
  • 東証で普通に売っているETFを買って
  • 配当込みにして投資信託として売るだけ

のファンドのコストが、普通のファンドのコストを下回るという。

国内株式ファンドが抱える問題を突いてきましたよね。

ちなみに、eMAXIS Slim の国内株式の信託報酬は、TOPIX、日経平均ともに、年率0.143%(税抜 年率0.130%)以内をかけた額、です。三菱UFJ国際投信さんは、すぐに追従すべきですけど、どうでしょうね。三菱UFJ国際投信の正体見たり、とならなければ良いんですけど。

サクッと直販投信の時代?

迫るシンNISAもあってか、SBIアセットマネジメントさんの「サクっと シリーズ」のたたみかけるような攻撃は、すごい。

これらのファンドの特徴は、ふたつあると思うのです。ひとつは、iシェアーズのETFを組込み、日本株ですら自社運用はしないこと。そしてもうひとつの特徴が、

 (いまのところ)SBI証券だけでしか売ってない

ってことです。ふと気が付いたんですけど、これって、実質的に直販投信ということなのでは? これまで私が、直販投信と考えていたのは、運用会社主導の直販投信でした。しかし、このスキームでは、直販投信に期待していた「直販ゆえの低コスト」は実現することができなかったわけです。日本には、多くの方が切望していたバンガードのような会社は現れなかったのです。ところが、ここに来て、販売会社主導であるSBI軍団が、実質的に「サクッと」実現しちゃっているんですよね。

こう考えると、日興AMの商品ではありますが、これまた今のところSBI証券でだけでしか買えないトレカンも「SBIサクッと直販」の仲間と捉えることもできます。

今まで、私は、SBI証券だけで売っている投信というのはネガティブな要因と捉えていました。しかし、だからこそコストリーズナブルな商品ができるのであれば、大歓迎。

以上、SBIアセットマネジメントさん、グッジョブ!のニュースでした。

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