インデックス投資家が売るとき 2023
はじめに
”国内公募投資信託は5月に資金流出に転じた。追加型株式投信(上場投資信託=ETF=を除く)は29カ月連続で資金流入していたが、5月は解約額が設定額を上回った。日本株のインデックス型(指数連動型)ファンドから資金流出した影響が大きい。”
今年に入ってからの日本株は、
- アクティブファンド→資金流入
- インデックスファンド→資金流出
だそうです。
インデックス投資家にあるまじき行動?けしからん?
インデックス投資家の主流は、いまや、全世界株式、米国株式。全世界株式に占める日本の割合は5%しかありません。思うに、日本株のインデックスファンドは資金流出かもしれませんが、全体としてみたインデックス投資家は売ってないような気がします。
とは言え、売らないのが信条のインデックス投資家にも、売るときというのがあります。それは、主に次のふたつ。
その1 使うとき。
資産活用期は、当然売りますよね。インデックス投資家達がやがてシニア世代となれば、少子高齢化よろしく、自ずと取り崩しが進むと思われます。でも、インデックス投資家ってホールドがクセになっていて、売らないで墓場まで持って行きそうな気もするなー(^^;)。あと、大きなお金の使い方を経験してないので知らないっていうのもあるかな。
その2 リスクを取り過ぎたとき。
ずばり、リバランス。
でも、まあ、資産形成期にはつみたてを休止するというワザもあります。その間、ひたすら貯金。1000万円超えたらペイオフ対策で個人向け国債活用。新しいNISAになると制度は恒久化、非課税期間も無期限になります。買わない年が1年や2年あっても、時間のたっぷりある若いみなさんの場合は、安心して下さい。非課税期間は逃げていきません。
シンNISAの時代は、ノーセルリバランス全盛の時代なのかもしれませんね。
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