混沌としてきた全世界株式クラスのインデックスファンド 2023/6
SBIアセットマネジメント朝倉さんのツイート。
SBIアセットマネジメントのプロダクトガバナンスに対する宣言です!
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) June 16, 2023
1) 総経費率において業界最低水準を目指すインデックスファンドの提供する
2) 総経費率の開示は規則改正に先駆けて行う
3) 投資家の運用に望ましくないアクティブファンドは削減する(3年以内に半減を想定)…
はじめに
1) 総経費率において業界最低水準を目指すインデックスファンドを提供
2) 総経費率の開示は規則改正に先駆けて行う
3) 投資家の運用に望ましくないアクティブファンドは削減する(3年以内に半減を想定)
一歩も引きませんね。さすが朝倉さん!かっこいい!アクティブファンドにもメスを入れるようです。
さて、昨日は全世界株式クラスのファンドの比較をしました。シンNISAに向けて、このクラスも混沌としてきた感じがします。たしかに純資産総額ではオルカンの圧勝。続いて楽天VT+。
しかし、トータルコストが反映されているであろうパフォーマンスを見ていると必ずしもそうじゃないんですよ。FTSEでは、SBI勢ががんばってますし(SBIはもっとアピールしていい)、MSCI系は、オルカン一人勝ちではなくなってきています。
どの陣営も、弱みを持ってるように思うんですよね。ちょっと私のオツムの中を整理してみたいと思います。
各社の弱みを整理。
<オルカン&たわら全世界>
販売会社の分のコストの値下げができるか?安く売ってくれる販売会社(まさにSBI!)とのタッグを組むと言う戦略はいまさら取れない?
<SBI>
「ETFを買う」と言うコスト二重構造。自前のマザーが作れるか?
<楽天VT>
コスト高のままどこまで行けるか?SBIと同じく「ETFを買う」と言うコスト二重構造には限界がある。
<トレカン>
ライセンスフィーでずるした悪印象を拭えるか? 実力は今のところ、総経費率がわからないのでなんとも言えない。
このへんでしょうかね。どこも、弱点があるようには思ってます。
個人的には、1兆円ファンド、オルカンが、王者にふさわしいコストリーダーになって、この競争に終止符を打つことに期待。未だに金魚の○○みたいに他社のおしりにくっついてコストを下げるというスタイルですもんねー。はずかしくないのかなー。
インデックスファンドはコストが命。インデックスファンドのコストは隠してもすぐばれます。
コメント
ftseの指数で現物で作る全世界株ファンドができれば盛り上がりますかね?例えばニッセイさんとか。
投稿: | 2023年6月18日 (日) 00時20分
>? 様
コメントありがとうございます。
もし、VTと同じ経費率にできたら、ETF系のインデックスファンドは全滅するでしょうね。ただ、MSCI ACWIの時ですら、相当渋っていた運用会社や、そもそも作れてない運用会社の腰が上がるかどうか。
投稿: NightWalker | 2023年6月18日 (日) 00時24分