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2023年5月20日 (土)

全世界株式型インデックスファンドの比較 2023/4

今月の全世界時価総額分散型インデックスファンドのパフォーマンスと時価総額の比較です 。

比較対象

<MSCI ACWI 連動> 

<FTSE Global All Cap 連動>

この比較シリーズでは、コストやベンチマークかい離ではなく、同じ指数に連動するインデックスファンド同士のリターンの比較に主眼を置いています。運用力、見えにくいコスト含めて、パフォーマンスに現れるからです。現在は年次リターンに着眼していますが、より長期リターンの比較にシフトする予定です。

  • リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
  • コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。

2023/4の比較 MSCI ACWI連動

スマホで見る時は必要に応じ横画面にしてくださいませ↓

2023/04 SS全世界 オールカントリー たわら全世界 Smart-i Tracers
1ヶ月 2.31% 2.319% 2.323% ★2.324% -
3ヶ月 4.56% ★4.660% 4.656% 4.64% -
6ヶ月 0.68% ★0.88% 0.87% 0.73% -
1年 5.17% 5.51% ★5.55% 5.43% -
3年 72.74% ★74.39% 73.94% - -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.5280% 0.1144%→5/11〜0.1133% 0.132%→4/7〜0.1133% 0.1144% 0.05775%
純資産総額(百万円) 11,941 1,015,859 5,385 496 60
参考:前月純資産総額(百万円) 11,426 960,232 5,110 521 0
純資産総額前月差分 515 55,627 275 -25 60

★は同一指数内で一番成績の良いもの

2023/4の比較 FTSE Global All Cap連動

2023/04 楽天VT+ SBI雪だるま SBIVT
1ヶ月 2.316% 2.26% ★2.322%
3ヶ月 4.27% 4.20% ★4.31%
6ヶ月 ★0.33% 0.18% 0.28%
1年 5.04% ★5.34% 5.13%
3年 ★73.28% 73.06% -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.199%程度  0.1102%程度 0.1438%程度
純資産総額(百万円) 270,746 101,676 22,038
参考:前月純資産総額(百万円) 258,877 96,336 21,111
純資産総額前月差分 11,869 5,340 927

★は同一指数内で一番成績の良いもの

FTSE Global All Cap連動の各ファンドはいずれも海外ETFに投資する運用構造です。

  • 楽天VT+ →バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)、バンガード®・トータル・インターナショナル・ストックETF(VXUS)
  • SBI雪だるま→(1)バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 、(2)SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETF 、(3)SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツ ETF の3本
  • SBIVT →バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

今月の雑談

MSCI ACWI勢。

今月からトレカンを表に入れました。といっても、今月わかるのは純資産総額だけですけどね。資金は集まってきている感じで、4月は資金流出していた模様のSmart-iはあっさり抜いちゃいそうです。

そして、オールカントリーは、ついに1兆円ファンドに。

パフォーマンス面ではたわら全世界ががんばってます。運用では、オールカントリーに負けてません。信託報酬率も下げ、真っ向勝負!

ここに来て、パフォーマンス競争が面白くなってきました。純資産総額はともかく、オルカン一強というわけでもなくなる? 最大の興味はトレカンのパフォーマンス。インデックスファンドの場合、ウソはあっさりばれます。日興AMさんにおかれましては、全力で内部コストを削減することをオススメします。

一方、FTSE Global All Cap勢。

こっちも混戦状態。今後のウォッチが楽しみです。

本カテゴリーは、純資産総額が1兆4000億円を超え、シンNISA効果もあってより注目されつつあります。

全世界時価総額分散、現時点で日本は5%ぽっち。こういう投資が、1兆円分の理解を得るようになったことは、すばらしいことだと思います。20年前じゃ考えても、こわごわ言っていた考え方です。資産形成は、これ一本で終了。リスク資産間のリバランスが不要となりスイッチングができないNISAの弱点を回避できるという利点もあります。

長期投資は続けてナンボ。自分にとって適切なリスクを取り続けること。毎月唱え続ける大先達の教え「航路を守れ」です。

<ご参考>

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