差額ベッド代を払わなくていい場合もあるのね!という田村さんの記事のご紹介
日経が誇るナンバーワン、イケオジ田村正之さんの「お金を殖やすツボとドツボ」シリーズをひたすらご紹介するエントリー。第60回のテーマは、こちら。
はじめに
差額ベッド(全額自己負担)は、じわじわ増え、いまや全病床数の2割を占めるそうです。ただし、差額ベッド代は絶対払わなければいけないわけではないそうです。
「差額ベッド代は本来「患者の自由な選択と同意」が大前提」で、以下の場合は、差額ベッド代を請求できないそうです。
①同意書による確認がない
②治療上の必要がある
③患者の選択でなく病棟管理の都合
なんのこっちゃ。でも、知らなかった〜! 田村さんありがとう〜。
詳しくは、「厚労省 保医発0304第5号」「12 特別の療養環境の提供」(p14 でした)を読んでみましょう。でも、個人差がありますが、読む気がまったく起きないので(笑)、ぜひ、田村さんの解説記事とわかりやすい図をお読みくださいませ。
雑談
医療保険が要る要らないの話でよく出てくるのが、この「差額ベッド代」と「先進医療」。
私も、なんとなく医療保険は要らない派ですが、本来、こういう知識をきっちり持っていた上での入らないという選択なんでしょうね。
- 払わなくてもいいものもある。
- 先進医療だからといって高いとは限らない。
もう少し具体的にリストアップが必要なんだろうな、と思った次第です。
ただ、このリストは、保険会社を含めて医療のプロは作ってくれなさそうです。この辺り、金融のプロたちが「インデックスファンドだけで十分だ」とは積極的に言ってくれない構図と似てるかもw
コメント
こんばんは、たぶんお久しぶりです。わたしは自身や家族身内で差額ベッドはずいぶんと経験をしてきましたが、不当に差額ベッド代を請求される事案はそれほど多くないと思います。私自身は一度もありません。医療現場の人は金融のプロと同列に扱うのも不穏当に思います。ちゃんと親切に説明してくれるのがほとんどだと思います。払わなくてもよいケースがあることは事実ですが、自裁はそんなに多くないということかと思います。
投稿: 川口晴朋 | 2023年4月21日 (金) 22時57分
>川口晴朋 様
コメントありがとうございます。
なるほど。実際は、ちゃんとガイドしてくれるケースが多いということですね。(._.)φ。
投稿: NightWalker | 2023年4月22日 (土) 00時41分
おとりあげありがとうございます。
差額ベッドの不当な請求は昔よりは減りました。しかし依然として一定数あります。記事中の例だけでなくcomlにも多数の相談が寄せられ続けていますし、だからこそ、厚労省も通知を出し続けているわけです。
医療関係者が悪意でやっているケースよりも、医療関係者が厚労省通知を十分理解せずに請求しているケースの方が、最近では多いかもしれませんね。
投稿: たむりん | 2023年4月22日 (土) 08時18分
>たむりん様
コメントありがとうございます。
>依然として一定数
はずれくじもあるってことですね。いうなれば病院ガチャ。
>十分理解せずに請求
これは、まずいですよね。ヘンテコな金融商品が残り続けるのも同じような構図があるかもしれません。
投稿: NightWalker | 2023年4月22日 (土) 08時29分