シンNISAで動向が気になる投資信託の話
QUICK資産運用研究所さん。
はじめに
記事では、2022年度の投信の流入ベスト10、流出ベスト10が掲載されています。
流入の1位が、Slim S&P500、2位がオルカン。1〜4位がインデックスファンドです。それ以外は「毎月分配型」ですね。
一方、流出の1位は、円奏会。期待リターンの低い円債券を7割組み込んで割高の信託報酬。儲かるのは金融機関だけ。なんで買うかなー。かつて問題となったゆうちょ銀行の投信販売でたくさん売られていた商品のひとつでもあります。泣きながら売ってる人もいたかもしれません。
シンNISAで動向が気になる投資信託の話
今回のお題は、シンNISAで動向が気になる投資信託。
個人的第1位は、なんといっても資金流入の上位の一角である「毎月分配型の投資信託」です。毎月分配型は、成長投資枠の除外ファンド。
シンNISA以降(2024年以降)は、普通に考えると、資金流入が大幅に減るのかもしれませんね。そうはならず、毎月分配型の資金流入が上位にくるなら、シンNISAが今ひとつ活用されていない、または、シンNISAの枠を使い切って、それ以上に投資信託が購入された。ということになります。
個人的には、来たるべきシンNISAの時代は、
- 低コストインデックスファンドが資金流入の上位を独占する
ことを予想してます。
ただ、運用会社も生活がかかっているので、「毎月分配型に変わる」シンNISA向けの商品をひっさげて何か仕掛けて来るわけで。何をやらかすのか少し楽しみというか気になっている今日この頃ではあります。
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