たわらノーロードの値下げに対抗! eMAXIS Slimシリーズ S&P500以外も信託報酬率の引き下げ
はじめに
これはどう見ても「たわらノーロードの値下げ」への対抗ですよね。てなわけで、前置きはすっ飛ばして比較表を作りました。今回のニュースリリースは、Slimの逓減テーブルの効果についても記載されてます。「実質的な信託報酬率」というのがそれです。
資産クラス | たわらノーロード | eMAXIS Slim | |
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信託報酬率 | 実質的な信託報酬率※1 | ||
先進国株式 | 0.09889% | 0.09889% | 0.09889% |
新興国株式 | 0.1859% | 0.1859% | 0.1859% |
全世界株式(オールカントリー) | 0.1133% | 0.1133% | ★0.11325% |
全世界株式(除く日本) | - | 0.1133% | 0.1133% |
全世界株式(3地域均等型) | - | 0.1133% | 0.1133% |
日経225 | 0.143% | 0.143% | 0.143% |
TOPIX | 0.187% | 0.143% | ★0.143% |
バランス(8資産均等) | 0.143% | 0.143% | 0.143% |
S&P500 | 0.09372% | 0.09372% | ★0.09295%※2 |
※1 2023年3月29日現在の純資産総額に応じた実質的な信託報酬率
※2 2023年3月29日現在の純資産総額応じた実質的な信託報酬率を筆者計算
★が、Slim優位。無印は同等。
S&P500、オルカン。そして、なぜか、たわらノーロードが見捨てたTOPIXが、Slim優位に。たわらノーロードが勝負をしかけた資産クラス以外も三菱UFJ国際投信はきちんと合わせ込んでます。筋が通ってて好感が持てます。
他は、現在は同等ですが、純資産が増えれば優位に立つ構造です。
<ご参考>
- 業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施 ←S&P500のニュースリリース
- ついに、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率引き下げ
雑談
たわらノーロードの天下は、実質的に約1ヶ月ほどでした。
さすがに早いですね🥳
— ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) March 30, 2023
PayPay証券のは相手にもされずでしたw
ななしさん、するどいw
今回は、eMAXIS Slimグッジョブなんですけど、たわらグッジョブの側面もありますね。半ばわかってて挑む、と。
以上、オルカンホルダーの私もうれしいニュースでした。
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先進国株式クラスといえば、ニッセイさん。こちらも気になります。上原さん、SBIの人になっちゃったし、決断のスピードやいかに。
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