イヤなら辞める。
経済的自立、すなわち、「一生働かなくてもすみそうだ」と言う状態を得たときの利点として、「イヤなら辞める!」ができるが、あります。これって、実際にはどうだったの?という私の整理が今回のお題。
その1 早期退職勧奨を受けたとき
私は、人生の中で、学生時代のアルバイトを除くと、退職経験は2回だけ。まあ、少ないですよね。
1回目は、50代半ばで上司から退職勧奨を受けたときです。このときは、次のような思考パターンでした。
- もともと、直近の数年、やる気の起きない仕事が続いていた。
- しかし、このときは、会社は定年まで勤めるつもりでいた。
- 早期退職勧奨を受けても、「イヤなら辞める」という発想が最初はなかった。
そして、自席に戻る途中で、「辞めちゃえばいいじゃん」と言うことに気づき、今に至ります。
その2 再就職後
2回目は、再就職したときです。半年で辞めましたが
- 最初っから「イヤなら辞める」と決意していた。
- 頭にくる事件もあり、2〜3ヶ月目にして、ここはダメと判断。
- 少しだけ時間をおいて(頭を冷やして)、退職の意向を伝える
そして、今に至ります。
「イヤなら辞めろ!」は、経営者からの視点ですけど、労働サイドにも「イヤなら辞める!」があります。そのことに意外と気が付いていなかった。そして、いったん気付いてしまうと、踏ん張り力がなくなってしまった(時間の無駄と考えるようになった)、というお話でした。
辞めるタイミングについては「よく考えるべき」「冷静になるべき」という考え方と「善は急げ」と言う考え方があります。私は後者型でした。まあ、私がそういう性格だったということです(^^;)。
その後は、やりたい仕事がないことに気づき、再就職はしないで天下無敵の風来坊生活をすることにしました。そしたらこれが合ってたのでした。
ただ、リタイア後の生活について「どうしてヒマじゃないのか」「何をしているのか」という質問に答えるの、けっこう、むずかしいんですよね。実はつい先日も受けました。自分も定年になって、どうしようか悩んでいる、と。
ひとつには、人によって価値観が違うこと。もうひとつは、聞き手が私のプライバシーについて興味があって聞いているケースが多いためです。こういう人には、知人は他人、身構えちゃいますよね(笑)。
久しぶりに仙人生活的雑談でした。
コメント
NightWalkerさま
お久しぶりです。
仙人生活投稿大好きです。できればもう少し増やしてほしい!
小生もリタイアして3年近くになりますが、日常生活は結構忙しいですね。
別に何をするということが決まっていることは少ないですが、自分で自分時間を決めることができるので、何をしていてもしなくても充実感があります。
さんまさんの「生きてるだけで丸儲け」感覚ですね。
お気楽なコメントお許しください。
投稿: aoba | 2023年3月27日 (月) 10時17分
>aoba 様
コメントありがとうございます。
8年もやってると仙人生活が自然体。まさに「お気楽」。また、何か気付いたら書きますね〜。
投稿: NightWalker | 2023年3月27日 (月) 13時25分