「買いたい」ではなく「20年後も持っていたい」ファンドを選びたいなと思う件 2023
金融のプロが「自分が買いたい」投資信託ランキング【2023年3月】
金融業界で働く人向けの専門誌『Ma-Do(マ・ドゥ)』さんは、読者である金融のプロフェッショナルの方々に「もし自分がいま買うとしたらどの投資信託なのか?」を定期的に調査しているそうで、その結果のご紹介です。
①アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信
<アライアンス・バーンスタイン>①eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
<三菱UFJ国際投信>③米国株式配当貴族
<野村アセットマネジメント>③キャピタル世界株式ファンド
<キャピタル・インターナショナル>③eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
<三菱UFJ国際投信>
オールカントリーは、同率一位。いつもは、S&P500の方が上だったようです。
"世界的にマーケットの潮目が変わりつつある中、米国に偏るのではなく、全世界の株式に分散したいというニーズが高まっているのかもしれない。"
とあります・・・・・
・・・いやいや、「潮目が変わりつつある」って、潮目とかみてどうするの?、いやいやいや、そもそも潮目なんて見えるの? と長期投資ブログらしく一応突っ込んでおきます(笑)。潮目は、後になってわかるものなのであります。
「買いたい」ではなく「20年後も持っていたい」ファンド
記事を読んで個人的に思ったことがあります。
それは、せっかくプロに聞くなら、「(今)買いたい」ではなく、「20年後も持っていたい」「30年後も持っていたい」「できれば一生持っていたい」ファンドを選んでほしいな、ということです。
20年前に同じ質問をしたらなんて答えたんでしょうかねー、わたし。たぶん、「中央三井外国株式インデックスファンド」と答えたんじゃないでしょうか。しかし、同ファンドは、歴史の流れの中に消えていきました。理由は2つ。
理由その1:同ファンドは、時代が変わっても信託報酬率が下がらなかった。
理由その2:同ファンドだけでは「世界市場ポートフォリオ」が完成しなかった。
今は、オルカンがあります。果たして、20年後(私は、生きてるかどうかがあやしいですけど)、私は、オルカンホルダーなのか? オルカンホルダーじゃないとしたら、
- なぜか、オルカンが、繰上償還されている。
- 取り崩しが終了して、財産が、現金だけになっている。
このへんでしょうか。どっちも考えにくいかな。
株式&REIT※以外に有力な資産クラスが出現し、それらを包括するインデックスと連動ファンドができていたとしても、私の年齢では、オルカンは保有し続けるでしょうし・・・
・・・そんなことをつらつら考えてみたりする今日この頃でした。ともあれ、いい時代になったんでしょうね。
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