米国株式インデックスファンドの比較 2023/2
今月の米国株式インデックスファンドの比較です。
比較対象
<S&P500連動>
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(三菱UFJ国際投信 )
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント )
- iFreeS&P500インデックス(大和アセットマネジメント)
- iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド
- Smart-i S&P500インデックス(りそなアセットマネジメント)
- My SMT S&P500インデックス(ノーロード)(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
<CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動>
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド( 楽天投信投資顧問)
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント)
- My SMT S&P500インデックス(ノーロード)(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
2023/2の比較 S&P500連動
スマホで見る時は必要に応じ横画面にしてくださいませ↓
2023/02 | Slim S&P500 | SBI S&P500 | iFree | iShares | Smart-i | My SMT |
---|---|---|---|---|---|---|
1ヶ月 | ★3.72% | 3.69% | 3.70% | 3.70% | 3.67% | 3.69% |
3ヶ月 | -0.86% | ★-0.83% | -0.90% | -0.86% | -1.00% | -0.98% |
6ヶ月 | -1.05% | ★-1.03% | -1.11% | -1.06% | -1.30% | -1.10% |
1年 | ★8.65% | 8.62% | 8.49% | 8.25% | 8.23% | - |
3年 | ★73.26% | 72.71% | 72.58% | 70.90% | - | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.0968% |
0.0938%程度 | 0.2475% | 0.0938% | 0.2420% | 0.0968% |
純資産総額(百万円) | 1,816,334 | 799,949 | 83,421 | 16,856 | 6,821 | 4,359 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 1,705,808 | 756,181 | 78,544 | 15,914 | 6,628 | 3,932 |
純資産総額前月差分 | 110,526 | 43,768 | 4,877 | 942 | 193 | 427 |
2023/2の比較 CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動
2023/02 | 楽天VTI | SBI VTI |
---|---|---|
1ヶ月 | 3.90% | ★3.94% |
3ヶ月 | -0.32% | ★-0.31% |
6ヶ月 | -0.84% | ★-0.84% |
1年 | 7.91% | ★8.01% |
3年 | 70.50% | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.162%程度 | 0.0938%程度 |
純資産総額(百万円) | 811,048 | 134,426 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 764,189 | 127,273 |
純資産総額前月差分 | 46,859 | 7,153 |
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★は同一指数内で一番高いもの
- リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
- コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。
雑感
年次リターンでは、S&P500ではSlim S&P500、CRSPではSBI_VTIが最優秀でした。
ただこの半年で見ると、S&P500ではSBI S&P500ががんばってます。各社、運用技術を競い合っている格好とも見えます。いい傾向ではないでしょうか。
米国株式クラス、今月は、ふたつほどニュースがあります。
ひとつは、3月30日に たわらノーロードS&P500が業界最低水準の信託報酬率0.09372%で設定されること。
来月あるいは再来月、横長になりすぎた比較表どうしようか、悩みます(笑)。
もうひとつは、Slim S&P500がこの出鼻をくじくかのように、信託報酬率を0.09372%に引き下げること。
なかなか激戦区であります。
純資産総額は、eMAXIS Slim S&P500が最強、第二集団は楽天VTIとSBIV S&P500が続き、この3本で米国株式インデックスファンド市場をほぼ占拠(全体の93%)しています。
Slim S&P500が、ETFを除く全投資信託でナンバーワンの純資産総額になりました。今後、10年、20年で、インデックスファンドが10兆円規模の第一集団を形成する、あるいは、Slimがぶっちぎるか、みたいな流れになるかもしれませんね。
米国株関連で注視しているのは2点。ひとつは、S&P500連動ファンドと小型株まで広くカバーしたCRSP USトータル・マーケット・インデックス連動ファンドの年次リターンの差。もうひとつは、平均回帰現象。(両者の年次リターンの比較↓)
Slim S&P500 | オールカントリー |
8.65% | 8.62% |
今月は、同等レベルです。
<ご参考>
コメント
たわらノーロードS&P500を入れて、Smart-iS&P500を外す、でどうでしょう?
投稿: | 2023年3月20日 (月) 08時08分
>?様
参考にさせていただきます!
投稿: NightWalker | 2023年3月22日 (水) 19時18分