資産形成に向いている投資商品とは何かについての私の整理 2023/3
ニッセイ基礎研究所さん。
はじめに
論考の要点を箇条書きにしますと、
- 資産形成に向いているのは、プラスサムゲーム
- 具体的には、債券、株式と不動産
- でも、短期売買に使えばゼロサムゲーム(手数料によってはマイナスサムゲーム)
特に
”株式はインカム(配当)と長期的に価値が増加していく仕組みの両方が期待できる”
としています。何に投資をしたらよいか迷う人には
”良質な投資商品が数多くある現行つみたてNISA、新NISA(つみたて投資枠)、確定拠出年金制度(企業型DC及び個人型のiDeCo)等の税制優遇諸制度の対象である投資商品から選択”
とのアドバイスです。
資産形成に向いている投資商品とは何かについての私の整理
ニッセイさんの論考の資産形成に向いている投資商品(1)債券(2)株式(3)不動産。それぞれについて今の私がどう考えているか整理してみます。
(1)債券
今は金利が低い(債券の利益の源泉であるインカムが少なすぎる)ので投資しない。リスク調整のツールとしては、個人向け国債とキャッシュで代替。金利が上がったら考える。
(2)株式
これが本命。ニッセイさんの論考にはないが、低コスト、世界分散が重要。つまり、オールカントリーがあれば十分。あれこれ考えても自己満足はあっても成績に大差はない。「下手な考え休むに似たり」。あるいは「下手な考えやらなきゃ良かった」になる。
(3)不動産
持ち家があるのでお腹いっぱい。帰属家賃は立派なインカム(ニッセイさんの記事にもそういう主旨のことが書いてある)。オールカントリーにもREITは含まれている。現在はそれ以外にもREITを保有しているが、整理する予定。
持ち家するしないは、損得ではなく、長く(50年オーダー)住むかどうかがポイントなんじゃないかと。
以上です。こう考えると、個人向け国債+オールカントリー+長く住めるなら持ち家で十分ってことになります。あとは定期預金含めたキャッシュ。
こんな風に考える今日この頃です。
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