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2023年3月17日 (金)

ついに、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率引き下げ

三菱UFJ国際投信さんからお知らせです。

ついに、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率引き下げ

4月25日から、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率が、

 0.0968%以内(税込)→0.09372%以内(税込)

に下がります。

純資産総額に応じて信託報酬率を逓減するテーブルにもセットで変更があります。

20230317_20230316155301

「ファンドの総資産総額に応じて」の部分の基準が10倍になってます。

出遅れ組に市場は渡さんぞ、ということか

逓減テーブル変更の影響も見てみます。いくつかの資産総額で加重平均。税込です。

純資産総額
最低基準額帯 0.09680% 0.09372%
1兆円 0.09574% 0.09339%
1兆8058億円(2023/3/15現在) 0.09575% 0.09295%
2兆円 0.09574% 0.09290%
5兆円 0.09572% 0.09260%
10兆円 0.09571% 0.09250%

ちゃんと下がります。最初っから上限の1兆円超え。10兆円は、気が早すぎですが、一応見てみました(笑)。

SBI・V・S&P500(実質的な負担*は年0.0938%(税込)程度)をようやくキャッチアップ。3/30に設定される模様の「たわらノーロード S&P500(税込0.09372%)」の出鼻をくじこうというのか。インデックスファンドは規模が命。出遅れ組に市場は渡さんぞ、ということでしょうか(^^;)。

SBI陣営が対抗してくるような気もしますが、純資産総額、スペック上のコストもナンバーワン水準になりました。インデックスファンドとしての運用も良好です。

三菱UFJ国際投信さん、グッジョブ!

この上は、世界レベルのコスト水準を目指して欲しいですね。VOOは、経費率(エクスペンスレシオ)=0.03%です。世界はまだまだ遠い。

小さく余談↓

願わくば、オールカントリーも純資産総額が1兆円を超えたあたりで信託報酬率下げて欲しいなあー。Slimは、競合がいないと下げないファンドなわけですが、いまや、中のマザーを支える存在にもなっているわけで。先進国株式クラスなんかもセットで、ぜひ。

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