ついに、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率引き下げ
三菱UFJ国際投信さんからお知らせです。
Slim S&P500が信託報酬率引き下げ!
— NightWalker (@nwalkerz) March 16, 2023
新信託報酬率 0.09372%以内(税込)。
率は微減となったが、純資産総額に応じて、さらに逓減
ついに、というか、ようやくというか、SBI・V・S&P500(実質的な負担*は年0.0938%(税込)程度)をキャッチアップですね。https://t.co/jhreYfUmWP
ついに、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率引き下げ
4月25日から、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率が、
0.0968%以内(税込)→0.09372%以内(税込)
に下がります。
純資産総額に応じて信託報酬率を逓減するテーブルにもセットで変更があります。
「ファンドの総資産総額に応じて」の部分の基準が10倍になってます。
出遅れ組に市場は渡さんぞ、ということか
逓減テーブル変更の影響も見てみます。いくつかの資産総額で加重平均。税込です。
純資産総額 | 旧 | 新 |
---|---|---|
最低基準額帯 | 0.09680% | 0.09372% |
1兆円 | 0.09574% | 0.09339% |
1兆8058億円(2023/3/15現在) | 0.09575% | 0.09295% |
2兆円 | 0.09574% | 0.09290% |
5兆円 | 0.09572% | 0.09260% |
10兆円 | 0.09571% | 0.09250% |
ちゃんと下がります。最初っから上限の1兆円超え。10兆円は、気が早すぎですが、一応見てみました(笑)。
SBI・V・S&P500(実質的な負担*は年0.0938%(税込)程度)をようやくキャッチアップ。3/30に設定される模様の「たわらノーロード S&P500(税込0.09372%)」の出鼻をくじこうというのか。インデックスファンドは規模が命。出遅れ組に市場は渡さんぞ、ということでしょうか(^^;)。
SBI陣営が対抗してくるような気もしますが、純資産総額、スペック上のコストもナンバーワン水準になりました。インデックスファンドとしての運用も良好です。
三菱UFJ国際投信さん、グッジョブ!
この上は、世界レベルのコスト水準を目指して欲しいですね。VOOは、経費率(エクスペンスレシオ)=0.03%です。世界はまだまだ遠い。
小さく余談↓
願わくば、オールカントリーも純資産総額が1兆円を超えたあたりで信託報酬率下げて欲しいなあー。Slimは、競合がいないと下げないファンドなわけですが、いまや、中のマザーを支える存在にもなっているわけで。先進国株式クラスなんかもセットで、ぜひ。
コメント