私の中の早期リタイアブーム 2015-2023
私が、早期退職したのが、2015年9月末。その後、2016年3月に再就職、更にその後、2016年11月に完全リタイアし今に至ってます。
世間でFIREが流行り出した頃には、ワクワクは終わってました。
あれから、早期退職から足かけ8年、完全リタイアから足かけ7年。光陰矢のごとし。早いなー。早期リタイアも長期投資も思い立ったが吉日(もちろん数字的な根拠は必要ですよ)と痛感します。時間は帰ってきません。
完全リタイアした当時のブログでは、「今は、昨年、セミリタイヤ宣言したときを超えるレベルで、確信を持って「ワクワク」しています。」なんて書いてました。
さてそのワクワク感。今はどうかというと、、、
世間でFIREが流行り出した頃には、ワクワクは終わってました。
もう早期リタイアなんて普通の状態です。人間、どんな状態であれ置かれた環境に慣れてしまう哀しい生き物なのです。その影響か、最近の「仙人生活」カテゴリは、早期リタイアというより普通のリタイアで役立つ年金等々の話が多くなっているかも。
私の中の早期リタイアブーム
2年くらい前に60歳を超えた時点で、私の気持ち的には早期リタイアは卒業だったんですよね。普通に定年の年齢超えてるので。この辺が、私の中の早期リタイアブーム終了のターニングポイントでした。
とは言え、もはや60歳を超えても働き続ける時代です。私と同世代の友人の多くも60歳を超えても働いています。年金の標準受給開始年齢は、65歳になったので、65歳までは早期リタイアと言えるのかも。いやいや、マクロ経済スライド(年金の減額)対策として有効な「年金受給の繰り下げ」が進むと、70歳まで働くのが標準になるかもしれません。そう考えるなら、まだあと10年近く,早期リタイア生活は続くなあ。
そんな、どーでもいいことを考えるくらいには、リタイア感満載の日々を送る今日この頃です。
当時のブログでは、こんなことも書いてます。
”最近、これまた気が付いたのですが、これはリタイアではないのです。フリーランスであれば、身体が動く限り、一生、現役。”
これは、真実だったなと。
これ、普通に定年まで働いても同じです。「宮仕え」で行くのか、「鶏口となるも牛後となるなかれ」で行くのか。私は,後者指向。命令されるなんてまっぴら御免。自分に命令するのは自分。そんな私にとっての早期リタイア資金とは、生涯続くフリーランス稼業の開業資金だったのでした。
コメント
早期とはなんぞや、という話はありますね。
昨今のFIREブームでは、それこそ30代とかでリタイアするなんてのもそれなりにあり、50、60代など「全然早期じゃねーよ」なんて声もあったわけですが、これからはそれも「早期」の感覚で問題ない時代になっていくかもしれませんね。
投稿: mets | 2023年2月 5日 (日) 10時14分
>mets様
コメントありがとうございます。
>これからはそれも「早期」の感覚で問題ない時代に
還暦過ぎの同世代を見ていると、間違いなくそんな感じがします。
投稿: NightWalker | 2023年2月 5日 (日) 10時52分
フリーランス 悪く言えば都合の良い使い捨て労働請負な感じでしたわ 何度も家人に愛想つかれ親とも縁遠くなりましたね その代償で得た資産にかつての妻子が秋波ですから 悲しです
マネーマシンとしていた煩わしい不動産関係は全て売却してしまい 配当なし米国投資信託だけにしました 死後 どうなるやら
老齢基礎年金と国民年金基金だけで振り向いてもひとりの暮らし 楽し
投稿: k | 2023年2月 6日 (月) 09時02分
>k 様
コメントありがとうございます。
フリーランスで、使い捨て労働は請け負わないこと。それが可能になるのが、売上ゼロでも成立する早期リタイアというのが私の感じ方です。
ただ、おっしゃるように家族との位置関係は、むずかしいですよね。
投稿: NightWalker | 2023年2月 7日 (火) 22時40分