MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2023. 1月報
東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2023.1の月報チェックです。
2023/1 基準価額及び純資産額の推移
月末純資産総額、 218.29億円(先月は、203.45億円)。
2023/1 基準価額と市場価格の乖離率
設定来の月別推移(単純平均)
※2020-2021年は年平均、その他は月平均
1月の乖離率平均は、+1.30%。2023年2月は3営業日分のご参考です。
2023/1の日別推移
↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成
雑談
この数ヶ月、マーケットメイカーさん、職務放棄したんじゃないですかっ? そう思いたくもなる惨状でした。月後半は、少し回復しましたが、一度失われた信頼はそう簡単には戻りません。少なくとも私は。
もちろん、マーケットメイカーさんや東証関係者からすれば、
(1)イレギュラーな値付けをするマーケット参加者が多いと価格誘導には限界
(2)マーケットメイカーだって商売。価格の番人ではない。
ということなんでしょうけど、インデックス投資家としての私は、
(3)適正価格での購入に不安を覚えるETFは買わない。
以上、終了かなあ。
資産形成勢としては、普通のオールカントリーを購入。分配金が欲しければ、自分で、取り崩す。楽天証券の定率自動解約を使うという手もあります。これでいいんじゃないでしょうかね。
個人的には、来年から始まるシンNISAでは、一般NISA分の2559を売ってSlimオールカントリーに集約することにしました。シンNISAって本当は、ETF派には大きなメリットのある制度なのに、残念至極です。まあ、ある意味、グッドタイミングで弱点を派手に露呈してくれたとも言えます。
以上、今月の2559定点観測でした。なお、今後も本シリーズは、2559の定点観測という意味で継続します。
コメント
> シンNISAって本当は、ETF派には大きなメリットのある制度なのに、
資産形成期には投資信託の方が効率がいいのはわかっていても、非課税の分配金って人類の夢ですよね。
投稿: 佐藤C作 | 2023年2月 5日 (日) 17時14分
>佐藤C作様
コメントありがとうございます。
その人類の夢が、元本ベース成長投資枠1200万円(つみたてNISA対象ETFは1800万円)まで叶うようになるわけなんですから、基本的なところはなんとか守り抜いて欲しいところです。
投稿: NightWalker | 2023年2月 7日 (火) 22時32分