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2023年2月18日 (土)

全世界株式型インデックスファンドの比較 2023/1  〜直近では、オルカンの純資産総額が9000億円突破!

今月の全世界時価総額分散型インデックスファンドのパフォーマンスと時価総額の比較です 。

比較対象

<MSCI ACWI 連動> 

<FTSE Global All Cap 連動>

この比較シリーズでは、コストやベンチマークかい離ではなく、同じ指数に連動するインデックスファンド同士のリターンの比較に主眼を置いています。運用力、見えにくいコスト含めて、パフォーマンスに現れるからです。現在は年次リターンに着眼していますが、より長期リターンの比較にシフトする予定です。

  • リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
  • コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。

2023/1の比較 MSCI ACWI連動

2023/01 SS全世界 オールカントリー たわら全世界 Smart-i
1ヶ月 4.16% 4.19% ★4.21% 4.11%
3ヶ月 -3.71% ★-3.61% -3.61% -3.74%
6ヶ月 -0.53% ★-0.37% -0.37% -0.53%
1年 4.69% ★5.01% 4.96% -
3年 41.88% ★43.10% 42.53% -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.5280% 0.1144% 0.1320% 0.1144%
純資産総額(百万円) 10,617 852,701 4,262 382
参考:前月純資産総額(百万円) 9,933 776,361 3,811 332
純資産総額前月差分 684 76,340 451 50

★は同一指数内で一番成績の良いもの

2023/1の比較 FTSE Global All Cap連動

2023/01 楽天VT+ SBI雪だるま SBIVT
1ヶ月 4.04% ★4.09% 4.01%
3ヶ月 ★-3.78% -3.86% -3.86%
6ヶ月 -0.45% ★-0.33% -0.41%
1年 4.89% ★5.42% 3.06%
3年 41.76% ★41.87% -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.199%程度  0.1102%程度 0.1438%程度
純資産総額(百万円) 239,530 86,865 18,711
参考:前月純資産総額(百万円) 222,623 79,829 16,618
純資産総額前月差分 16,907 7,036 2,093

★は同一指数内で一番成績の良いもの

FTSE Global All Cap連動の各ファンドはいずれも海外ETFに投資する運用構造です。

  • 楽天VT+ →バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)、バンガード®・トータル・インターナショナル・ストックETF(VXUS)
  • SBI雪だるま→(1)バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 、(2)SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETF 、(3)SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツ ETF の3本
  • SBIVT →バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

今月の雑談

MSCI ACWI勢。

相場軟調の中、オールカントリーはしっかり純資産残高を伸ばしてます。資金流入堅調です。パフォーマンスは、この半年、たわら全世界もがんばってます。運用では、オールカントリーに負けてません。

また、直近のオールカントリーですが、相場のアシストもあって、直近、2/14に、純資産総額、9000億円を突破しています。ついに1兆円ファンドが見えてきましたね。

一方、FTSE Global All Cap勢。

今月も「SBI雪だるま」が快調です。今月は、楽天VT+の年次リターンが不調。楽天VT+は、運用するファンドを変えたのでその影響が見えたってことでしょうか。楽天VT+は人気がありますが、この傾向が続くようだと、SBI系に流れていくかもしれません。保有ポイント改悪の影響で、楽天iDeCo口座数の伸びにまで影響→その分の楽天VT+が減るかもしれないし。

個人的な注目ファンド、SBI VT。純資産総額が少しずつ積み上がってます。今月は、初めて年次リターンが出ましたが、設定月の特殊要因なのか、年次リターンがヘンテコなことになってます。もうしばらく様子見です。

FTSE連動ファンドは、ETFの買付タイミング(為替の影響含む)等によって、短期間だとバラツキがあると推定されます。過去ベースのデータで判断するには、3年、5年とファンドの実績がもう少し積み上がらないと、比較に説得力がいまいちないです(^^;)。これは時が経つのを待つばかり。

本カテゴリーの純資産総額1兆円を超えるようになりました。NISAも拡充されて投資家の裾野が広がることで、全世界株式がより注目されるのではないでしょうか。

長期投資は続けてナンボ。自分にとって適切なリスクを取り続けること。毎月唱え続ける大先達の教え「航路を守れ」です。

<ご参考>

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