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2023年1月14日 (土)

2022年12月の資金流入は591億円超!eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022.12の月次報告

我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2022.12の月次報告です。

2022/12 ベンチマークとの乖離率

2022/12 ファンド ベンチマーク
過去1ヶ月 -5.8% -5.9%
過去3ヶ月 0.0% 0.1%
過去6ヶ月 -1.3% -1.5%
過去1年 -5.6% -5.7%
過去3年 36.5% 36.3%
設定来 60.2% 60.0%

202301141

今月の年次リターンのベンチマーク差異は、プラス0. 1%でした。

2022/12 純資産総額 

今月は、7,763.61億円。直近の1/13現在、8,195.13億円。8000億円突破。

  202301142

                           右端、緑の棒グラフは、1/13付け

2022/12 資金流出入金額

今月の資金流入は、過去最高の月額591億円。1月の途中経過は、〜1/13までで(右端、緑の棒グラフ)287億円。

202301143

年の終わりと言うことで、年度単位のグラフもおまけ↓

202301144

年度で見ても,右肩上がりです。

本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近では、第3営業日の1/6に120.84億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。

202301145

    ※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。

<ご参考エントリー>

今月の雑感

12月の資金流入は、過去最高を一気に更新。純資産総額は、全投信の中でも第4位の規模となりました。年内にSlim S&P500とペアで、ワンツーフィニッシュになりそうです。

12月、ボーナスが向かったんですかね(笑)。それとも、新しいNISAの話が話題になり、資産形成層が底上げされたのか。月初のまとまった金額は同程度ですが、日々の資金流入も増えています。

こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、1,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がります。結果、全体としての信託報酬率も下がる仕組み。純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者のリターン面にも貢献します。

202010104

今月の組入上位10カ国・地域は以下の通り。 

202301146

オールカントリーは究極の株式分散形態。

  • 市場が効率的であるならば、時価総額分散が最も合理的というCAPMの帰結
  • 銘柄分散だけでなく、通貨分散もされる。

先月も書いたように、後者の視点は大事です。

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配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。

三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。

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