米国株式 vs 全世界株式 どっちを選ぶか? 2023
SBI証券さん。
はじめに
相互リンク先のkenzさんの記事で知りました。
SBI証券さんの元記事は良記事であるがゆえに情報満載でへこたれちゃいそうになるかもしれませんが、kenzさんが,ポイントを押さえてくださってます。これまた良記事です。
(1)米国株式の方が全世界株式より毎年リターンが良いわけではない。
(2)両者の相関係数は0.968と高いので両方持つ意味はあまりない
(3)全世界株式なら米ドル以外にも通貨分散できる。
この3つが特に大事と感じました。
この辺大事↓
— NightWalker (@nwalkerz) January 26, 2023
米国株式の方が全世界株式より毎年リターンが良いわけではなく、時期によって順位は入れ替わっている
相関係数は0.968と高いため、米国株式と全世界株式の2つのファンドを保有するのはあまり意味がない
米ドル以外の外国通貨に分散投資したいなら、全世界株式 https://t.co/LzsFCfYWe0
米国株式 vs 全世界株式 どっちを選ぶか? 2023
米国株か全世界株価か? 悩んでしまう方も多いかもしれませんね。
この問題に対する私の整理は、こんな感じ。
- 分散という意味では、全世界株式の方が良いに決まってる。
- しかし、世界に占める米国のウェイトは大きく(結果、相関が高い)、両者はそんなに大きな違いがあるわけではない。
- 米国企業の収益構造は多国籍化されており、何気に通貨も分散されている。
こう考えると、どっちでもいいんじゃないかなーと(^^;)。では、決め手は何かと言われると、個人の考え方です。「長期で信じられるのはどっちか?」
保有していて安心感があるのはどっちか?
という点ではないかと。信念は、時に論理を逸脱し目を曇らせることもありますが、だからこそ前に進む原動力にもなります。
たとえば、「日本なんか信用できるか」「あと100年くらい信用できない」「日本なんて勤め先と年金だけで十分だ」という人が、全世界株式を買ってしまうと、ストレスから途中で売りたくなるかもしれません。
どっちの道を選ぶにせよ、良くないなーと思うのは、
あっちへふらふら〜、こっちへふらふら〜
とすることであります。
信じている資産クラスが軟調になったら仕込みのチャンス、好調だったら勝って兜の緒を締める。これこそが長期投資の極意。簡単に見えるがむずかしい、ピケティの法則の果実を手中に収める方法論です。
私は「平均点取り続ければいいや」という方が安心なので、全世界株式派です。
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