つみたて投資はゴールから逆算しよう!・・・はオススメできない件
東証マネ部さん。
つみたて投資はゴールから逆算しよう!・・・はオススメできない件
積立投資は、セカンドライフで必要となる資産を考えてゴール(目標資産額)を設定し、積立期間等を考慮することで、毎月の積立金額を計算することができます。
メッセージは,簡潔明瞭です。「必要なお金(ゴール)を決め、必要な利回りと積立額を決めよう」という帰納的な解法を提案されています。
動画コンテンツ、文字で書けば1分で一気読みできる程度の情報に、20分も30分もかけちゃうようなのはうなだれます。10分でもイラッとする私には、短いのは大歓迎。好感が持てる動画です・・・が、私はこのやり方をオススメしません。
つみたて投資の金額についての私の考え
つみたて投資の金額についての私の考えはこう。
(1)つみたてられる金額を決めよう。
(2)できたお金で生きていく。
演繹法です。三井住友トラスト・アセットマネジメントさんの提唱する、というより多くの金融機関が提唱しているであろう方法の問題点を挙げますと、
- そもそもゴールの予測は困難。老後に必要なお金の額も年金の額も、必要な時期の10年くらい前にならないとわからない。
- 必要利回りは往々にして過大なものになり、ついでに高いコストの高利回り商品と称するものをセールスされかねない。
- 必要な積立額も往々にして過大なものになり、生活のバランスを崩すことになりかねない。
- 結果、お金ができないとなると、社会に恨み節ばかり言うようになってしまう。
と言ったところ。最後のは余計かw
(1)の決定要素としては、
- 最低でも収入の1〜2割を目指す。
- ただし、親元に同居している時とか、共働きになったり子育て終了で世帯収入に余裕ができた時には、ブーストする。
- 人生全体で、新しいNISA+DCのカンストを目指す。
といったあたりでしょうか。3番目に書いたカンスト方式はけっこうスタンダードになるような気もします。
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余談:カンストって言葉、最近よく見ている異世界アニメでよくでてくるので何のことか調べてみたら、「カウンターストップ」のことなんですね。「コンプ」って言ってましたが同じような意味らしいです。
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コメント
DCのカンストとは退職所得控除額のことでしょうか?
投稿: 佐藤C作 | 2023年1月14日 (土) 19時42分
>佐藤C作さま
コメントありがとうございます。
>DCのカンスト
退職所得控除+公的年金控除です。退職金(企業年金)と確定拠出年金を合わせてこれをクリアしたいかなという意味合いです。公的年金控除の方は、基礎年金+厚生年金をどうもらうかとの兼ね合いがあるので、ちょっとめんどくさいですけど。
投稿: NightWalker | 2023年1月14日 (土) 23時34分
なるほどです。
DCは証券会社ごとに扱っている受取方法(一時金と年金の併用可否、割合、期間など)が違ったりもしますし、たしかにめんどくさいですね。
出口を迎えた頃のちょっとボケた頭で対応できるとは思えないので(笑)、できればシンプルにしたいところです。
投稿: 佐藤C作 | 2023年1月15日 (日) 14時10分
>佐藤C作 様
>シンプルにしたい
おっしゃる通りです。実際、自社の年金制度設計について悩んでいる企業、特に中小零細企業は多いと思います。何がベストプラクティスなのか、よくわからないんですよね。その点新しいNISAはとてもシンプルになりましたね。
投稿: NightWalker | 2023年1月15日 (日) 14時28分