早期リタイアは、人生のダウンシフトには、ちょうど良かったのかもという話
はじめに
- 老化の最大の"敵"は「意欲の低下」
- こうした「意欲の低下」が顕著になるのが、まさに70代
- 70代から80代に向けて元気に過ごすことができるかどうかは、「70代においていかに意欲の低下を防ぐか」にかかっている
- 70代は「引退」などしてはいけない
- 70代に一気に老け込む人の典型は、仕事をリタイアしたときから、あらゆる活動をいっぺんにやめてしまうこと
- 70代は油断すると1カ月で衰える
- できる範囲で一生続ける、新しいことを始める
- 社会と関わる方法は「仕事」だけではない
ふむふむ(._.)φ。
私の母が介護状態になる経緯を思い出してみても、思い当たる点があります。特に次の二つ。
- 70代後半になってから出掛けることが、めっきり少なくなった。
- 80歳の時、キッチンのリフォーム中、料理をしなくなっとたんにボケた。
70代後半は、意思のチカラで踏ん張らないと行けないのかも。
早期リタイアは、人生のダウンシフトには、ちょうど良かったのかも
早期リタイアした身として感じるのは、
- 急ブレーキを踏むと、心身に良くない(よくなさそう)。
- ブレーキを踏んだりハンドルを切るにも、体力が要る。
ということ。早期リタイアを"ダウンシフト"と表現することがありますが、まさにそれ。
和田先生のリストで言うと「できる範囲で一生続ける、新しいことを始める」を早めに準備することができるんですよね。急ブレーキにならないんです。ブレーキを踏む体力もあります。
一生続けられることってむずかしいと、あらためて実感する今日この頃です。問題は、WhatよりもWhoやWhere。誰とやるのか、どこでやるのか。ここに継続性のネックがあります。
ひとりでやる、うちでやる、でもいいんでしょうけど(ブログはそうだったりする)、それだけだと行動のアクティビティが小さくなりがち。現在、模索中であります。
仕事をずっと続けていたひとは、そのままペースを落として続けるのがいいのかもしれません。私の知り合いのおかあさんで80代だけどまだ元気という方がいらっしゃいます。伺ってみると、今も、週に3日、働いているそうです。そういえば、妻のおじいちゃんもそうでした。90代で畑仕事をしてて、元気だったんですよねー。和田先生のおっしゃる「70代は「引退」などしてはいけない」は、真理だなと思います。
ちなみに、私の父は、65歳の時に脳卒中で倒れ、以後10年間不自由な暮らしを続けました。私が早期リタイアを決めたのは、そんな父を見て、人間いつやりたいことができなくなるかもしれない。人生は有限。今やっていることは一生やれる仕事ではない。だったら機会があれば、早めに自分なりの道を探した方が良さそうだ、などと思っていたことも早期リタイアを決断した理由だったりしたのでした。
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