こと若い個人投資家については、いい方に変わっている気がする
はじめに
投資環境の悪化が続いた2022年は、20~21年に膨らんだ資産形成の芽を摘んでしまったのか。
コロナリバウンドで絶好調だった2021年。調子に乗っていい気になって失敗してる人が多いんじゃないのと思いきや、
見えてきたのは、「長期・分散投資のセオリーを守り、積み立て投資を続ける個人投資家の姿」
だったと言うお話でした。資金流入は、パッシブは好調、アクティブは不調。
過剰なリスクをとらず、相場の乱高下にも目をつむって積み立てを続ける――。22年は資産形成を目指す個人投資家にとって、定石が実際に機能することを再認識する一年になった。
とまとめています。記事は、アクティブ投資家含めた個人投資家の動向調査について、いろいろ書かれていますので、御興味のある方は是非、ご一読ください。
こと若い個人投資家については、いい方に変わっている気がする
5年近く前に私が本を書いたときに強く意識したのは、相場が軟調なときこそ、じっとガマン。暴落をやり過ごすことが長期投資成功要因の8割以上を占める、てなことをエラソーに書きました。
実際、10年くらい前は、暴落→マーケット退場。ブイブイ言ってたブログの更新が突然途絶える、みたいなことを目の当たりにしてきました。今年は、暴落したというわけではないので、ストレスが低かったともいえなくもありませんが、もはや、若い人たちにとっては、要らぬ心配になってきたのかもしれませんね。むしろ、相場が好調なときにどう踏ん張るかの方を考えるべきかも。
こと若い個人投資家については、いい方に変わっている気がします。「年長者の失敗を見てお説教は軽くスルーして若い人が変わる」は世の常であります。
むしろ、心配なのは、私も含めてシニア層の方かなー。たとえば、2024年から始まる新しいNISA。ムリして使わなくていいんじゃないかなーというケースでも、おトクという言葉に釣られて使っちゃうとか。こちらの方についての考え方も、身の安全を守るためにも考えてみたいと思う今日この頃です。
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