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2022年12月13日 (火)

NISA拡充案が固まってきた模様 税制改正大綱を待とう

日経さん。

はじめに

税制改正大綱の期日が迫ってきました。あたりまえですが、例のNISA拡充案が固まってきており、リーク情報も確度が高くなってきていると思われます。

日経さんの記事によると、

  • 恒久化、非課税無期限化
  • NISAの年間投資ワク:つみたてNISA:120万円、一般NISA 240万円に。
  • 生涯投資ワク:上限を1800万円(うち成長投資枠を1200万円)とする案などで調整中。
  • 成長投資ワク(一般NISAの後継)とつみたてNISAワクの併用可

といった内容。

日経さん以外では、生涯投資枠1500万円なんて数字も踊ってますから、まだ闘いの最中か?詳しくは、15日の発表を待ちましょう。今週中にはもろもろ正確なアナウンスがあるのではないでしょうか。楽しみです。

限りなく一歩に近い半歩 今後はどう活用するか考えたい。

2週間前の拙ブログでは、「今騒がんでどうする」と書いていた私ですが、もはや要望願望を述べる時期は過ぎました。

イチバンの不満は「生涯投資枠」ではないかと思われるのですが、これは投資をよく知っているひとの視点。

日本の状況は、それ以前なんですよね。

そもそも投資をやっていない、投資に対して否定的な資産形成の世界におけるレイトマジョリティー、あるいは、今回のNISA制度拡充は「政府の陰謀に違いない」みたいに考えてしまう方々。こういった方々の投資に対する誤解が解けたときこそ、NISA制度が、英国並みに進化していくのではないでしょうか。

政府が「国民の一歩先を行く制度」を作ってしまうとついてこられない人が多くなるでしょう。本件に限らず、政府の制度は「半歩だけ先を行く」にしていく必要があるのだと納得することにいたします。

それにしても。今回、NISA制度の「恒久化」「非課税無期限化」が実現できた(できそうな)ことは大きい。「限りなく一歩に近い半歩」という感じです。改善の改善は、また次の機会に。時が来るのを待つことにします。(私ぐらいの世代だとお墓に入っちゃいそうではありますが(^^;))

拡充された「生涯投資枠」を私のようにすでに資産形成終了してしまった人間がどう使い切るのか? 制度の詳細が明らかになったら、いろいろ考えようと思います。

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コメント

今回の生涯投資枠は使い切り方式ではなく、売ったり特定口座に払い出したりした場合は枠が復活するスキームになるという噂もあります。

投稿: | 2022年12月13日 (火) 03時19分

>?様
元々の要望に含まれていたと思うので、どうなるか注目ですね。その機能がないと、恒久化にならないので通るんじゃないかと期待しています。あとはスイッチング非課税が通るかどうか。
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2022/09/post-dad168.html

投稿: NightWalker | 2022年12月13日 (火) 09時49分

 現在の別枠とは、いまの積立NISAの残が20年近く管理されつづけるということでしょうか?口座管理が面倒くさいですね。
 来年のNISAを積立にするか、120万円の一般にするか思案中です。非課税の恩恵はどちらが有利かな?

投稿: ほのぼの | 2022年12月13日 (火) 19時14分

>ほのぼの様
コメントありがとうございます。
うーんどうなるかわからないですよね。もう数日ですべてがわかります。

投稿: NightWalker | 2022年12月13日 (火) 19時40分

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