MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2022. 11月報
東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2022.11の月報チェックです。
2022/11 基準価額及び純資産額の推移
月末純資産総額、 188.43億円(先月は、186.45億円)。微増です。
2022/11 基準価額と市場価格の乖離率
設定来の月別推移(単純平均)
※2020年は年平均、その他は月平均
11月の乖離率平均は、+0.67%。2022年12月は3営業日分のご参考です。
2022/11の日別推移
↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成
今月は2%越えこそなかったものの1%越えの日がちらほらあります。
雑談
過去最悪水準だった先月に比べればまだマシでしたが、今月も完全復調とは行かなかったようです。
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ETF版オールカントリーのメリットは、
- 指し値して納得した価格で売買できる。
- 取引がすぐ残高に反映される。
- Slimオールカントリーより名目上の信託報酬率が若干低い。
資産活用期に入っている方など、分配金をメリットと考えたり、資産形成期においてもホールドのモチベーションに繋がる方もいらっしゃるかもしれません。
デメリットは、
- 積立て投資には不向き
- 資産形成期には税金を支払って分配金を受け取った後、手動で再投資する必要がある。
- 基準価額との乖離が許容できないレベルになることがある。
など。
太字にしたデメリットがあるため、ETFに参戦する方は、自衛のための「指し値」が重要です。
先月も書きましたが、最近の乖離率をみていると、正直、ETF版オールカントリーをオススメするのはむずかしいかなと思ってます。私はこれまでETFに対して好意的なスタンスだっただけに失望が大きいです。今後、乖離が安定して小さくなったとしても、「いつまた」という疑心暗鬼に駆られちゃうなあ。本シリーズも少し見直そうかなと考える今日この頃です。
以上、東証もマーケットメイカーも危機意識を強く持って欲しいと思った今月の2559定点観測でした。
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