eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022.10の月次報告
我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2022.10の月次報告です。
2022/10 ベンチマークとの乖離率
2022/10 | ファンド | ベンチマーク |
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過去1ヶ月 | 8.1% | 8.2% |
過去3ヶ月 | 3.4% | 3.4% |
過去6ヶ月 | 4.6% | 4.7% |
過去1年 | 4.8% | 4.6% |
過去3年 | 57.5% | 57.4% |
設定来 | 73.2% | 72.9% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、プラス0. 2%でした。
2022/10 純資産総額
今月は、先月から917.48億円の大幅増となる7,391.76億円。直近のデータでは、11/10現在、7,429.37億円。
右端、緑の棒グラフは、11/10付け
2022/10 資金流出入金額
今月の資金流入は、372億円。11月の途中経過は、〜11/10までで(右端、緑の棒グラフ)221億円。
本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近では、第3営業日の11/4に112.37億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
10月は、相場の支えがあって純資産総額が大きく伸びました。資金流入も好調です。結果、11月に入ってからになりますが、純資産総額が全投信の中でも第5位の規模となりました。
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、1,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がります。結果、全体としての信託報酬率も下がる仕組み。純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者のリターン面にも貢献します。
今月から、組入上位10カ国・地域をウォッチしておく事にしました。
日本株の比率はいまや5%台が定着。注目点は、相変わらず米国がじわじわ比率を増やしていることと「ケイマン諸島(≒中国)」が減り続けていることでしょうか。
オールカントリーは究極の分散形態。
- 市場が効率的であるならば、時価総額分散が最も合理的というCAPMの帰結
- 銘柄分散だけでなく、通貨分散もされる。
特に後者は重要なのかなと、この一年、「ドル高」に救われた身としては痛感する次第です。今後、その巻き戻し(どの通貨が相対的に高くなるかはわかりません)があっても痛感するかも。
それにしても、何も考えてないと揶揄されるオールカントリー信者でも、あれこれ考えてしまうものだなあw これまた痛感する今日この頃であります。
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配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。
三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。
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