相場の見方が分かれるときにすべきこととは?
モーニングスターさん。
はじめに
いくつか、文言をピックアップさせていただきますと、
- 短期金利は政策としてFRBの意図によって高い水準に持ち上げられているが、多くの参加者が入る市場金利は政策当局者が意図する金利水準には米国経済が耐えられないと見ている、
- (そんな中、)大型成長株(グロース株)には期待が持てないという見方が強い。グロース株を見切って、投資対象をバリュー株に転換すべきだという主張は比較的強い。
- (一方)あまりにも大きく下落したハイテク成長株には、リバウンドが期待できるという見方(もある)
毎度おなじみ、「潮目が変わったような気がするが、どうする?」という記事。明日はどっちだ!?というわけでありますが、記事では、以下のような考察が述べられています。
- 市場の見方が分かれるのは、米国の利上げの行方が見通せず、かつ、この利上げの影響が米国経済にどのような影響を与えるのかが明確ではないため
- 「インデックスこそが最高の投資手段だ」というような状況ではなくなるだろう。
- 資産を価格変動リスクから避けるためには「分散」が必要だと実感させられることになるだろう
相場の見方が分かれるときにすべきこととは?
・・・って、おい。
未来がよくわからんからインデックス投資なんじゃないの?
分散するのがインデックスファンドなんじゃないの?
と、思わず突っ込んでしまったオイラです。(某H氏風w)
「インデックス投資が最高の投資手段ではない」のは、別に相場や経済状況は関係ありません。インデックス投資は、いつだって次善の策、平均点。だから長期になると強い戦略なのであります。
記事にはグラフが、以下のような付いてますが、直近の相場を見て未来を予想できるなら苦労はしないよねー。
以上、すっかりインデックス投資脳になってしまった、いち老長期投資家のたわ言でした。
とは言え、危機自体に対する予想というか、備えは重要です。これまでうまく運転してきたかにも見えるFRBが「やらかして」しまい、オーバーキル→暴落っていう、毎度おなじみのシナリオもあるわけです。天災は忘れた頃にやってくる。本当の危機は明後日の方向からやってくる。肝に銘じたいです。
生活防衛資金しかり。資産配分しかり。今一度、
自分にとって適切なリスクを見極めたい
と思う今日この頃でした。これは永遠の課題です。
コメント
このような雑音をどこまでスルーできるかが問われていますね。
投稿: mets | 2022年11月26日 (土) 08時30分
>mets 様
コメントありがとうございます。
モーニングスターさん、社長の目を盗んで?、時折、雑音を混ぜてきますよね(笑)。インデックス投資をディスる文言は不要かと。
「どのようなポジションがより安定した運用につながるのか」。論者がどう考えるかは書いてない。常にインデックスを上回る資産クラスは存在しますから(同程度に下回る資産もある)、そう言っておけば必ず当たります。
投稿: NightWalker | 2022年11月26日 (土) 13時49分