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2022年11月22日 (火)

投資の格言は、つみたてNISAオンリーの長期投資家にもきっと役に立つ 

日経さん。

はじめに

”これらの源流となった江戸時代の米相場も含め、投資家たちは苦楽の経験や知恵を「格言」に凝縮し、後世に残してきた。世界が揺れる中、波乱が続く株式相場をどう乗り切るか。いまこそ先人たちの貴重な教えに耳を傾け、実践してみよう。”

本記事では、投資の格言が、私が知らなかったものも含め、ずらっと並んでいます。

  • 「命金(いのちがね)には手を付けるな」
  • 「会は家まで売りは命まで」
  • 「卵は一つのかごに盛るな」
  • 「遠くのものは避けよ」
  • 「人の行く裏に道あり花の山」
  • 「もうはまだなり、まだはもうなり」
  • 「株を買うより時を買え」
  • 「頭と尻尾はくれてやれ」

海外の相場格言も紹介されています。

  • 「FRBにさからうな」
  • 「デッド・キャット・バウンス」
  • 「落ちるナイフはつかむな」

記事にはなかったですが、私の好きな格言を追加しときます。

  • 「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
  • 「ヘタなナンピン、スカンピン」

投資の格言は、つみたてNISAオンリーの長期投資家にもきっと役に立つ 

「つみたてNISA、あるいは、確定拠出年金をきっかけに投資を始めました」と言う方が増えている昨今、投資の格言を知らない人も多いと思いますが、長期投資を標榜するみなさんにも心にひびく言葉があったのではないでしょうか。上記の格言を、長期投資家的に分類してみます。解釈の仕方はトレーディングとは違う部分もありますが、こんな感じ。

(1)銘柄をあれこれ考えてもムダ系(分散投資) 「卵は一つのかごに盛るな」「遠くのものは避けよ」

(2)投資タイミングを考えてもムダ系 「もうはまだなり、まだはもうなり」「FRBにさからうな」「デッド・キャット・バウンス」「落ちるナイフはつかむな」「頭と尻尾はくれてやれ」「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」←こんなのは後にならないとわからない、「ヘタなナンピン、スカンピン」

(3)リスク管理が重要系 「命金(いのちがね)には手を付けるな」(生活防衛資金ですな)「買いは家まで売りは命まで」「人の行く裏に道あり花の山」(これはリバランスと解釈)

(4)株は長期的には最強系 「株を買うより時を買え」(相場全体の流れを長期で考えるべしと解釈)

多少、無理矢理なところもあるのはご容赦下さい。(2)系の格言が多いこと自体が、株式投資の本質を言い当てているような気もしてます。

投資の格言は、オールカントリーオンリー、つみたてNISAオンリーの長期投資家にも役に立つ内容が含まれているのであります。

もちろん、そんなことを知らなくてもできちゃうのが、インデックスファンドによる長期投資のすごいところです。しかし、先人の知恵に学ぶことも大切で、最も重要なのはその解釈、受け止め方なのでありました。

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