なんとMySMTがんばる! 〜米国株式インデックスファンドの比較 2022/9
今月の米国株式インデックスファンドの比較です。
比較対象
<S&P500連動>
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(三菱UFJ国際投信 )
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント )
- iFreeS&P500インデックス(大和アセットマネジメント)
- Smart-i S&P500インデックス(りそなアセットマネジメント)
- My SMT S&P500インデックス(ノーロード)(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
<CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動>
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド( 楽天投信投資顧問)
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント)
- My SMT S&P500インデックス(ノーロード)(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
2022/9の比較 S&P500連動
スマホで見る時は必要に応じ横画面にしてくださいませ↓
2022/09 | eMAXIS Slim | SBI S&P500 | iFree | Smart-i | My SMT |
---|---|---|---|---|---|
1ヶ月 | -4.48% | -4.47% | -4.49% | -4.50% | ★-4.38% |
3ヶ月 | 1.35% | 1.38% | 1.31% | 1.28% | ★1.44% |
6ヶ月 | -5.77% | -5.75% | -5.85% | -5.92% | ★-5.70% |
1年 | ★9.42% | 9.30% | 9.24% | 9.02% | - |
3年 | ★71.61% | 70.84% | 71.02% | - | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.0968% | 0.0938%程度 | 0.2475% | 0.2420% | 0.0968% |
純資産総額(百万円) | 1,422,680 | 642,297 | 67,650 | 5,547 | 1,509 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 1,428,211 | 650,423 | 67,828 | 5,257 | 656 |
純資産総額前月差分 | -5,531 | -8,126 | -178 | 290 | 853 |
2022/9の比較 CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動
2022/09 | 楽天VTI | SBI VTI |
---|---|---|
1ヶ月 | -4.67% | ★-4.64% |
3ヶ月 | 1.60% | ★1.63% |
6ヶ月 | -6.39% | ★-6.26% |
1年 | 5.92% | ★6.03% |
3年 | 68.17% | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.162%程度 | 0.0938%程度 |
純資産総額(百万円) | 655,355 | 97,326 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 663,544 | 97,036 |
純資産総額前月差分 | -8,189 | 290 |
--------------
★は同一指数内で一番高いもの
- リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
- コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。
雑感
年次リターンでは、コスト含むパフォーマンス、S&P500ではSlim、CRSPではSBI_VTIが最優秀・・・ですが、今月は、なんと、MySMTががんばっております! 1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のパフォーマンスはトップ。低信託報酬率の賜物か、三井住友TAMが運用の意地を見せたか、はたまた風向きによるモノか。ウォッチしがいがあります。
純資産総額では、eMAXIS Slim S&P500が最強、第二集団は楽天VTIとSBIV S&P500が続き、この3本で米国株式インデックスファンド市場をほぼ占拠(全体の94%!)している格好です。
注目したいのは、SBI_VTI。楽天VTIに対し、素直に信託報酬率分の差が付いてきているとみるべきか。
米国株で注意したいのは、S&P500連動ファンドと小型株まで広くカバーしたCRSP USトータル・マーケット・インデックス連動ファンドの年次パフォーマンス差がけっこう大きくなってきていること。
S&P500連動(Slim S&P500) | CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動(SBI VTI) |
9.42% | 6.03% |
どっちが良いとは言えないんでしょうが、指数の特性がこの局面でこう見えているってことなんでしょうね。日経平均とTOPIXの差・・・というとおこられそう(笑)。米国の中には、強い米国と普通の米国がいるということなのか。弱い日本とものすごく弱い日本がいる我が国からすると,、うらやまーな状況とも言えます。
米国株式も全世界株式と同じく、年次リターンは堅調に見えますが、これは円安アシストがあってのもの。リスク許容度のチェックはお忘れなく。
<ご参考>
コメント
参考になります。ありがとうございます。
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドが信託報酬0.0938%程度に引き下げられています。
販売会社も多く純資産総額100億以上なので、比較対象に加えていただくとありがたいです。(Smart-iあたりとチェンジでもいいかも)
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/261023/ishares-us-equity-index
投稿: | 2022年10月19日 (水) 12時41分
>? 様
コメントありがとうございます。
前向きに検討いたします!
信託報酬率低減に加え、ベンチマークも配当込みと明示するようになってたんですね。(もともと分配してなかったので実質配当込みだった)
「i シェアーズ 米国株式インデックス・ファンド」信託報酬の引き下げ含めた変更に関するお知らせ
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/literature/fund-announcement/20220803-fund-announcement-ja-jp.pdf
投稿: NightWalker | 2022年10月19日 (水) 13時21分
先日届いたお知らせを読むと三井住友信託銀行のつみたてNISAのラインナップがガラリと変わってました。MY SMTはそのせいで増加したと思われます。
投稿: su27 | 2022年10月28日 (金) 19時51分
>su27様
コメント&情報ありがとうございます。
https://www.smtb.jp/personal/saving/investment/nisa/what_tsumitate/tsumitate_nisa_fund
本当だ。全世界株式クラスだけ、「たわら」なのが涙を誘いますw
投稿: NightWalker | 2022年10月28日 (金) 20時05分