« 全世界株式型インデックスファンドの比較 2022/9 | トップページ | 長期積み立て投資、米国株最強説をデータで点検 »

2022年10月19日 (水)

なんとMySMTがんばる! 〜米国株式インデックスファンドの比較 2022/9

今月の米国株式インデックスファンドの比較です。

比較対象

<S&P500連動> 

<CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動>

2022/9の比較 S&P500連動

スマホで見る時は必要に応じ横画面にしてくださいませ↓

2022/09 eMAXIS Slim SBI S&P500 iFree Smart-i My SMT
1ヶ月 -4.48% -4.47% -4.49% -4.50% ★-4.38%
3ヶ月 1.35% 1.38% 1.31% 1.28% ★1.44%
6ヶ月 -5.77% -5.75% -5.85% -5.92% ★-5.70%
1年 ★9.42% 9.30% 9.24% 9.02% -
3年 ★71.61% 70.84% 71.02% - -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.0968% 0.0938%程度 0.2475% 0.2420% 0.0968%
純資産総額(百万円) 1,422,680 642,297 67,650 5,547 1,509
参考:前月純資産総額(百万円) 1,428,211 650,423 67,828 5,257 656
純資産総額前月差分 -5,531 -8,126 -178 290 853

2022/9の比較 CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動

2022/09 楽天VTI SBI VTI
1ヶ月 -4.67% ★-4.64%
3ヶ月 1.60% ★1.63%
6ヶ月 -6.39% ★-6.26%
1年 5.92% ★6.03%
3年 68.17% -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.162%程度 0.0938%程度
純資産総額(百万円) 655,355 97,326
参考:前月純資産総額(百万円) 663,544 97,036
純資産総額前月差分 -8,189 290

--------------

★は同一指数内で一番高いもの

  • リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
  • コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。

雑感

年次リターンでは、コスト含むパフォーマンス、S&P500ではSlim、CRSPではSBI_VTIが最優秀・・・ですが、今月は、なんと、MySMTががんばっております! 1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のパフォーマンスはトップ。低信託報酬率の賜物か、三井住友TAMが運用の意地を見せたか、はたまた風向きによるモノか。ウォッチしがいがあります。

純資産総額では、eMAXIS Slim S&P500が最強、第二集団は楽天VTIとSBIV S&P500が続き、この3本で米国株式インデックスファンド市場をほぼ占拠(全体の94%!)している格好です。

注目したいのは、SBI_VTI。楽天VTIに対し、素直に信託報酬率分の差が付いてきているとみるべきか。

米国株で注意したいのは、S&P500連動ファンドと小型株まで広くカバーしたCRSP USトータル・マーケット・インデックス連動ファンドの年次パフォーマンス差がけっこう大きくなってきていること。

S&P500連動(Slim S&P500) CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動(SBI VTI)
9.42%  6.03%

どっちが良いとは言えないんでしょうが、指数の特性がこの局面でこう見えているってことなんでしょうね。日経平均とTOPIXの差・・・というとおこられそう(笑)。米国の中には、強い米国と普通の米国がいるということなのか。弱い日本とものすごく弱い日本がいる我が国からすると,、うらやまーな状況とも言えます。

米国株式も全世界株式と同じく、年次リターンは堅調に見えますが、これは円安アシストがあってのもの。リスク許容度のチェックはお忘れなく。

<ご参考>

|
follow us in feedly にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ

« 全世界株式型インデックスファンドの比較 2022/9 | トップページ | 長期積み立て投資、米国株最強説をデータで点検 »

コメント

参考になります。ありがとうございます。
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドが信託報酬0.0938%程度に引き下げられています。
販売会社も多く純資産総額100億以上なので、比較対象に加えていただくとありがたいです。(Smart-iあたりとチェンジでもいいかも)

https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/261023/ishares-us-equity-index

投稿: | 2022年10月19日 (水) 12時41分

>? 様
コメントありがとうございます。
前向きに検討いたします!
信託報酬率低減に加え、ベンチマークも配当込みと明示するようになってたんですね。(もともと分配してなかったので実質配当込みだった)
「i シェアーズ 米国株式インデックス・ファンド」信託報酬の引き下げ含めた変更に関するお知らせ
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/literature/fund-announcement/20220803-fund-announcement-ja-jp.pdf

投稿: NightWalker | 2022年10月19日 (水) 13時21分

先日届いたお知らせを読むと三井住友信託銀行のつみたてNISAのラインナップがガラリと変わってました。MY SMTはそのせいで増加したと思われます。

投稿: su27 | 2022年10月28日 (金) 19時51分

>su27様
コメント&情報ありがとうございます。
https://www.smtb.jp/personal/saving/investment/nisa/what_tsumitate/tsumitate_nisa_fund
本当だ。全世界株式クラスだけ、「たわら」なのが涙を誘いますw 

投稿: NightWalker | 2022年10月28日 (金) 20時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 全世界株式型インデックスファンドの比較 2022/9 | トップページ | 長期積み立て投資、米国株最強説をデータで点検 »

 
 
Copyright © 2005 - 2025 NightWalker's Investment Blog All Rights Reserved.