ネットが金融の主戦場に 今後もネット証券のサービス向上に期待!
ネットが金融の主戦場に!
”みずほフィナンシャルグループ(FG)は傘下のみずほ証券を通じて楽天証券に出資する方針を固めた。株式の約2割を取得して持ち分法適用会社とする。取得金額は800億円規模とみられる。三井住友FGがSBIホールディングス(HD)に出資したのに続く動きで、メガバンクがネット証券などの取り込みを通じて、若者を中心としたデジタル経済圏を奪い合う構図が鮮明になってきた。”
合従連衡が進みますね。日経さんの記事でネット証券とのつながりを勉強させていただきました↓
- 三井住友 = SBI HD
- 三菱UFJ = auカブコム証券
- 野村ホールディングス = LINE証券
そして、今回、出遅れた感のあるみずほも参戦。
- みずほ = 楽天証券、PayPay証券
みずほと言えば、足を引っ張るシステムトラブル。楽天と言えば、足を引っ張るモバイル事業。みたいなイメージがありますが、いやいや、どちらも優良企業であることには違いはありません。期待したいと思います。
いまや、口座数では、ネット証券の方が強くなりました。
”(ネット証券の)口座開設者の多くは30代以下で、これから資産を増やしていく資産形成層が多い。”
ネット証券の主力ユーザーは、いずれ日本を引っ張るお金持ちになるので、数十年後には預かり残高でもネット証券が席巻することになるでしょう。さらば、庶民を「ゴミ投資家」とあざ笑ったメガ証券。
個人投資家としては、くっついたら、何かいいことあるのかな?というところですが、例によって今はニュース先行、「しばらくお待ちください」という状態です。
ネット証券のパワーから見ると、三井住友SBI陣営 vs みずほ楽天陣営 と言う構図かしら。そういえばマネックスはどこへ行った…(^^;)。
「くっついたらいいこと」と言えば、タイムリーにもうひとつニュースがあります。三井住友SBI陣営の方です。
「Tポイント」と「Vポイント」統合へ 〜今後もネット証券のサービス向上に期待!
ITMediaさん。
”三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)、三井住友カードとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、CCCMKホールディングス(CCCMKHD)は10月3日、両社で資本業務提携に関し、基本合意書を締結したと発表した。両社のポイントブランド「Tポイント」と「Vポイント」を統合し、新たなポイントブランドを創出するとしている。”
SBI証券ユーザーとしては、すごく期待しちゃいます。SBI証券のクレカ積立は、三井住友系。貯まるのはVポイントですが、これが統合したV+Tポイントになるのでしょうか。
”統合後の具体的なサービスについては、両ポイントユーザーに不利益がないよう慎重に協議する”
とのこと。還元率の改悪さえなければ、けっこううれしい期待をしちゃいますよね。これまた詳細未定ですので、今後の展開を待ちたいと思います。
以上、ネット証券の世界はまだまだ拡がりそうだぞ、というお話でした。
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