アーリーリタイアまる7年目の振り返り
もうすぐ、まる7年なんだなあと言うことで、少し振り返って見るのが今回のお題。
我ながら、すごく気になるキーワードがポツポツ書いてあります。当時を思い出しながら少し拾ってコメントしてみます。
その1 セミリタイア
なんで完全リタイアと言っていなかったかというと、この時点では、再就職するか軽く働こうと思っていたからです。ただ、「軽く働く」場所を見つけることには失敗したので、軽い自由業従事者になりました。
その2 寿退職
早期退職したときの私、すがすがしさしかありませんでした。それをそんな風に言っていたんですよね。あれほど入れ込んだ会社に未練はまるでなし。「熱が冷める」ってやつです。それよりも、次のステージの活動に夢中になっていた私でした。とんでもないダンナと別れて次の恋を見つけに行くような感じかしら。
寿退職なんて言葉は、もはや死語。意味わかんないし、いまや失礼な言い方なのかも。ちなみに、専業主婦・主夫は、配偶者に内緒で一財産ある時、特殊な事情のある時以外はオススメしません。
その3 シュリーマンのような生き方
シュリーマンは、みなさまご存じの通り、人生前半は商売でドカンと儲け、人生後半、そのお金で遺跡の発掘活動をしちゃったという方です。
私はドカンと儲けたわけではないし、やりたいことと言っても、趣味の延長線上みたいなささやかなこと。ただ、それでも仕事をしなくなった時間は別なことに割くことができてます。あと睡眠時間が増え、血圧も下がりました。
その4 セミリタイヤしても投資姿勢変わらない。
変わりませんでした。変わりようがないというか。
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今振り返るに、私のアーリーリタイアって、もちろん時勢的な要因はあります。ネット証券ができてから20年近くが経ち長期投資の実践者が増えてきたこと、アベノミクスでリーマンショックから回復できたこと(アベノミクスの功績は日本の成長というより、沈んでしまうのをかろうじて防いだことにあった)などなど。実際、「私も辞めちゃってまーす」「追いかけまーす」というお声もいただきました。
臆病なインデックス投資家だって会社を辞めちゃってもいいんだよ
というメッセージは発信できたのかなー。そんなことをつらつら考える、アーリーリタイアまる7年目の振り返りでした。
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