お金は使えばなくなる
PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)、横山 光昭さん。
はじめに
記事のテーマは、毎度おなじみ「お金は使えばなくなる」です。
親から、約9000万円相続したがほぼ使途不明で、使い果たし、夫の退職金1600万円もぱーっと使い果たし、どうしましょ、というお話。どーするもなにも、管理すればいいのですが、
あったらあるだけ使う病
にかかってしまうと、それはできません。バカじゃないのとあきれる人も多いとは思いますが、これは病気なのです。お金のクリニック、FPさんのお仕事が必要な所以なのでしょう。この病気、若い人にありがち…というわけでもなく全世代共通と思われます。
夫婦であれば、どちらかに管理力があれば解決する問題。しかし、どちらにもなかったり、管理力がある方に実権がなかったり(^^;)。独身の方の場合は、自分が全てです。
アーリーリタイアした方の中には、「なぜかお金が増えていく、Die With Zeroムリ」という方もいらっしゃいますが、上記の悩みの方が普通なんでしょうね。
雑談
恥ずかしながら我が家にも身に覚えがあります。特徴は、
別に派手に遊んでいるわけでもないのにお金がなくなる
です。我が家の処方箋は、「私が管理する」でした。ただ、これ、私が死ぬとできないんですよねー。
お金を増やす方法は、次の二つの考え方があります。
(1)貯めるお金を天引きして、使いにくいところにしまっておく。
(2)使うお金を引き出して、残りを使いにくいところにしまっておく。
(1)は、独身時代の私のやり方。(2)は、結婚してしばらく経って危機感を持ったときに始めたやり方です。
どっちがいいのかというより、相性かなと。
ちなみに、「あったらあるだけ使う病」のムスコ1号の処方箋は(2)。家庭内FPよろしく、適用したところ、効果てきめん。一方、ムスコ2号は、ほっといてもお金が貯まるタイプですが、(1)で蓄財しているようです。金銭管理能力は、兄弟でまったく特性が違うんですよねー。
まずは、「収入ー支出」をプラスにすること。自己資本が、プラス収益なのかマイナスなのか。あたりまえですけど、運用効率の前にここが蓄財の肝であります。
コメント
家計管理って、ダイエットに似ていますよね。
栄養の取り過ぎ(お金の使い過ぎ)に本人の自覚がないところとか、やりすぎるとリバウンドが恐いところとか。
(この記事の著者も「メタボ家計」なる造語を売りにしているようですが)
それにしてもこの事例、さすがに毎月の生活費だけで溶かしたにしては計算が合わないので、何か隠している気がしますが・・・
投稿: mets | 2022年9月25日 (日) 10時06分
>mets様
コメントありがとうございます。
何か隠しているというか、やらかしてますよね(笑)。
投稿: NightWalker | 2022年9月25日 (日) 10時18分
ダイエットに似てますね。
いろんなダイエット方があります。
摂取カロリー<消費カロリー
で痩せるということだけでいいのに方法論がもてはやされる
貯蓄も
支出<収入
だけで貯まるのに天引きなど無駄な方法論がもてはやされる
天引きで貯まるようになったって人は根本的問題が解決してないので、家計簿(カロリー計算)からやり直すのがいいかと思います。
投稿: とおりすがり | 2022年9月25日 (日) 10時18分
>とおりすがり 様
おっしゃる通りです。
その「管理ができない」人は常にいる、と言うお話ですw
投稿: NightWalker | 2022年9月25日 (日) 10時27分