ドル建てで株式指数連動ETFの基準価額推移を見てみると? 2022/9
円安進む昨今、何かを見落としているかもしれない、たまにはドル建てで基準価額の推移を眺めてみようかな、というのが今回のお題。
ドル建てで株式指数連動ETFの推移を見てみると? リーマンショック〜
見てみるのは、SPY(S&P500)、VT(Global All Cap Index)、EWJ(MSCI Japan)のAdj Close値(=分配込み換算の値)。
まずは、リーマンショックあたりの2008/6〜。
右肩上がりの15年に見えるような、最近、はじけて崩壊してしまったような。そして、米国から見た日本は全然ダメなような。
そんな日本を応援してあげたい気持ちもあるにはあるのですが、時価総額による世界分散を信奉するインデックス投資家としては淡々と現実を受け止め、それを享受するだけであります。
お次は、もうすこしレンジを狭め、コロナショックあたりからも見てみます。
ドル建てで株式指数連動ETFの推移を見てみると? 2020〜
米国から見た株式相場、長期投資家にとっては、すっかり買い場モードに入ってるんですね。周りに不景気感が漂うときは、長期投資家としてある意味楽しい(安く仕込める)季節のはずなのに、日本にいると円安メリットで、先進国株式の年次リターンがプラスだったりするのでそんな気分にいまいちなれない。
でも、ドル建ての軟調な株価推移を見て、逆に少し元気をもらってしまった私でした。長期投資家が陥りやすい心理状態(笑)。
米国強いですが、反動も気になります。米国株一本で来てしまった人が、他の国にも分散したいと思った場合のわかりやすいソリューションとして、先進国株式(米国を除く)とか全世界株式(米国を除く)みたいな指数連動ファンドが日本製ファンドにも欲しい気もします。(コメントいただきました)
米国から見た日本は、コロナショック初期は世界レベルだったんですけど、2021春あたりから他の国より一足お先に出遅れています。これを買い場と言っていいのかどうか。神のみぞ知る、であります。
以上、ドル建てで株式指数連動ETFの基準価額推移を見てみる、でした。
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