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2022年9月17日 (土)

資産活用世代としての自分のインフレ対策について整理してみる

モーニングスターさん。

はじめに

「2022年グローバル・リタイヤメント・インデックス調査」。世の中は、いろんな指数で満ち溢れています。同指数は、

”退職後の経済的な安定を支える要因を検証し、人々が健康で安心して退職後の生活を送るために不可欠な主要指標を組み合わせて設計された指数”

指数を構成する、4つの指標と18の調査項目は、

  • (1)健康指数:平均寿命、国民1人当たりの医療費支出、保険外医療費
  • (2)退職後の資金指数:老年人口老齢者依存、銀行の不良債権、インフレ、金利、税負担、ガバナンス、政府債務
  • (3)生活の質指数:幸福度、大気質、水と衛生、生物多様性と生息地、環境要因
  • (4)物質的な豊かさ指数:所得の平等、国民1人当たりの所得、失業率。

少子高齢化は、世界全体の問題。「日本だけが特別なわけではない」そうです。そして、一番大きな問題は、インフレ。

”世界の金融専門家は、「インフレの影響を過小評価することは、投資家が退職後の生活設計において犯す最大の誤りである」と指摘”

肝に銘じたいと思います。

記事は、いつものごとく、資産形成世代に向け「長期・分散・積立」「NISA」「iDeCo」「積立投資を始めるべし」という、メッセージで締められています。では、資産活用世代である私は、どうするのか?(どうすべき、とは言いません(笑))

その1 年金のインフレ耐性向上

ずばり、年金受給の「繰り下げ」です。同制度は、「マクロ経済スライドによってインフレに弱くなった年金制度を」「自助努力によってリカバリーする手段」と受け止めているので、外せません。

インフレ問題。今70歳以上くらいの人は、今の年金(+貯金+持ち家)で逃げ切れるかも。しかし、年金受給開始年齢が標準65歳になった世代以降の人は、繰り下げなしでは、ちょっと厳しそうです。まあ、人によります。

その2 年金受給までの生活費の確保

生活のベースロードは次の3つが軸となります。

  • 企業年金(ここがDC、個人年金という人も多いはず)
  • 現預金
  • 労働(ほとんどなしの予定だけど)

これらは、早期リタイアした7年前にいったん考えてきたことではありますが、ここらで再点検してみようと思ってます。

その3 適切なリスク資産比率で世界分散投資を続ける

これは言わずもがなですね。

運用のキモは無リスク資産。インフレ耐性と言うことで利益率が気になる人は多いと思いますが、それよりも流動性が重要というのが、リーマンショックで得た最大の教訓。いざというときにさくっと使えないと困りますからね。

取り崩しの方法は、カンさんの3%+リバランス・ルールにしようかなあ。

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コメント

「金の卵を産み続ける鶏」を上手く育てる。

本記事中のこの部分が、高齢者の資産管理のポイントだ。<<政府債務も目立って大きく、結果として、金利はゼロ金利政策が長らく継続し、>> 日本の債券は殆ど死んでいる、死んでしまうかも知れない状況だ。年金生活者のオークは、妻の厚生年金を合わせれば生活費は賄える。円建は「年金」プラス「1577、1343の配当」プラス「確定拠出年金(年2回)」で十分だ。余生を楽しく生きるためには、元本が減らない「毎月、四半期毎に支払われる配当」が有効だ。それも「円」はなく「ドル」がこれから必須になると思っている。

金の卵を産み続ける鶏達

BND(トータル債券) 配当2.57 毎月  41%
VCLT(社債) 配当4.39 毎月  15%
VTIP(インフレ連動債券) 配当5.58 四半期  7%
VYM(高配当株式) 配当2.98 四半期  15%
VDE(エネルギー株式) 配当3.64 四半期  22%

投稿: オークX32 | 2022年9月17日 (土) 09時23分

> オークX32様
コメントありがとうございます。
以前から気になっていたのですが、、為替要因を除けば、
・円建てでドル資産を買うのもドル建てでドル資産を買うのも等価
・配当(分配)込み指数連動ファンドと、配当(分配)+ETFは等価

これを踏まえて、オークさんが「ドル」や「配当(正しくは分配)」という表現にこだわるのは、なぜですか?

(1)「海外資産ないしは米国に投資する」という意味で「ドル」という言葉を使っている。
(2)分配(金のたまご)としてもらう方が精神安定剤になる。
(3)分配は自分で取り崩すよりラク

投稿: NightWalker | 2022年9月17日 (土) 18時30分

「ドル投資に拘る理由」

(1) 米国市場にドルで直接投資したい。(A)ETFの種類が豊富、特に債券です。高齢投資家は安全第一です。(B)資産運用の歴史の長さから、日本に比べて投資に適合した政策、法律、仕組が確立している。(C)ドルのインカムを再投資する事で「為替損益分岐レート」を下げる事ができる。為替リスクを和らげる。
(2)分配(金の卵)が精神安定になる。(A)金の卵を産む鶏を食べなくて済む。更に金の卵を孵して鶏にして卵を産んでもらう。最悪の時は鶏を食べることも出来る。(B)生活費や生き甲斐の為の資金は円資産で確保出来ている。将来的には、ドル資産をドルで娘達に生前贈与する事も視野に入れている。
(3)分配は自分で取り崩すよりラク。それは有ります。
(4)ドルに拘る理由の一番は、日本の財政危機が心配だからです。日銀が急激な円安に対応しない事です。リーマンショックの時の日本とは、明らかに違います。2022年の債務残高は1,241兆円、GDP比で256%です。金利を上げたくても上げられないが正解かも知れない?言いたい事は沢山あるので、これ位にしておきます。

投稿: オークX32 | 2022年9月17日 (土) 20時59分

>オークX32様
ご返信ありがとうございます。
ダメな日本ではなく、米国人と言う視点で米国の商品に投資をしたい。
なので、「国際分散」ではなく、あえて「ドル」と言う言い方をしている。と理解致しました。
おっしゃるように、日本の投資市場は小さく、商品のバリエーションが少ない。まだまだ投資環境の差は大きいですね。

たとえば、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」や「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」は、オークさんのおっしゃるところの「金の卵を孵して鶏にして卵を産んでもらう」を自動的にやってます。ドルベースでETFを買って分配金の再投資を自分でやってるのと等価です。「金の卵を産む鶏を食べる」かどうかは、自分で選択できます。
しかし、「Slim米国長期債券」「Slim高配当株式」などの商品はありません。

投稿: NightWalker | 2022年9月17日 (土) 21時42分

>金利を上げたくても上げられないが正解かも知れない?
これについては私もそう思います。
過去の日本には、金利を上げたくても上げられなかったが、辛抱たまらなくて上げた途端に、ショックが訪れ、その罰として「失われた○○年」となってしまった前科が何回もあります。自業自得。賢いようで間抜けな経歴。しかも反省なしです。
下記、朝倉さんの動画でも出てきますので(11分49秒あたり)、よろしければご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=8qfVeNB06x8

投稿: NightWalker | 2022年9月17日 (土) 21時58分

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