「相場がちょっと戻ってきたかも」と思ったときこそ長期投資の基本を思い出したい。
モーニングスターさん。良記事です!
株価低迷期にこそ資産形成のチャンスがある
記事から、いくつか文言をピックアップ。
- 価低迷期にこそ資産形成のチャンスがある
- 「弱気相場」こそが、10年~20年投資には格好の仕入れ場になる
- 為替変動による評価損益は、その時の運のようなもの
- 現地の株価が下落する局面で、ファンドの基準価額が円安のために低下しないというのは、積立投資を行っている投資家には不都合なことともいえる。
「相場がちょっと戻ってきたかも」と思ったときこそ長期投資の基本を思い出したい。
この数年は、米国株投資家に限らず、「株価低迷期にこそ資産形成のチャンスがある」ということを短期間に実感できた貴重な期間でした。つみたてNISAができたあたりから、淡々と積立投資を始めた投資家のみなさんは、ご自身の口座を眺めて、それを実感しているのではないでしょうか。まさに小さな成功体験。
しかし、こういう時にこそ思い出したいのが長期投資の原則。それは、「ちょっと下がってすぐ戻る」ではなく「ずっと下がってゆっくり上がる」相場です。数年から10年続く、長期低迷期にいかに耐えるかであります。
私が考えるポイントは3つ。
(1)労働による収入
(2)積立投資の継続
(3)キャッシュ
特に留意すべきは(3)。収入がない(かもしれない)期間の生活費、子供の学費など近々に使うお金、その他突然の出費への備え。これらをきっちり確保しておくことです。もちろん、ここでリスクを取らない分、全体としての期待収益率は下がります。しかし、長期投資は続けてナンボ。このバランスをいかに取るか。それこそが長期投資を続けるためのキモ中のキモなのであります。
コメント
急いては事を仕損ずる
米国株式市場は、非常に暗いムードから抜け出して、幾筋かの光を見出したかに見える。本日もダウ平均は33,761(+424)と高値を付けている。現実を無視して聴きたい事のみに耳を傾ける癖は、投資家の専売特許で注意が必要だ。本当の米株式の下落はまだ先に待っているのかも知れない。カン・チュンドさんの「株式の死に対する備え」6月23日を噛み締めた。
投稿: オークX32 | 2022年8月13日 (土) 10時23分
>オークX32様
コメントありがとうございます。
1966年から1982年の米国株式市場の長期低迷の話ですね。「日本は長期低迷するが米国はしない」と無邪気に信じている人があまりに多いような気もします。
投稿: NightWalker | 2022年8月13日 (土) 14時44分