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2022年7月26日 (火)

8/7追記あり:お宝保険のお宝情報 個人年金も繰り下げ増額が可能な場合がある件

日経 マネーのまなび 田村正之さんの記事。

個人年金も繰り下げ増額が可能な場合がある件

なんと、個人年金保険の多くが(全部ではない)、繰り下げると受給額が増えるのだそうです。予定利率が高い時代の年金保険だと効果は絶大。

記事で出て来る藤波さんは、

  • 営業担当に問い合わせたが明確な回答が得られなかった。
  • 本社の相談窓口に再質問したら「繰り下げ可能で、受給額も増える」との回答を得た

という経緯。核心に達するまでけっこう苦労されています。

これは、営業もわざわざ宣伝しませんよね。

妻の個人年金も要検討だった。

記事に出て来る藤波さん、

”個人年金を契約したのは1994年で予定利率は年4.75%。65歳から年100万円ずつ10年間受給できる契約だった。”

とあります。奇しくも私の妻が契約していた個人年金も1994年契約&10年間確定給付型のお宝保険。

記事には、繰り下げ可否の確認について以下の記述があります。

”繰り下げ増額ができる商品なら「年金開始日の変更」という項目があり、これが繰り下げの説明部分

「年金開始日の変更が可能」としているだけで、増額になることが資料だけでは読み取れない例も目立つ。

この記事を読んで、急ぎ、妻の個人年金保険の「ご契約のしおり 定款・約款」を引っ張り出してみた私ですが、まさに「太字」の状態。

 増えるなんてひと言も書かれていません。

確認しないとわかりませんが、繰り下げで増えるかもしれません。やられました(笑)。

私の妻が個人年金受給開始できるのは、まだ10年ほど先。そのとき、日本がとんでもないインフレにでもなっていて定期預金金利が5%とかになっていれば別ですが、そうでなければ、繰り下げオプションは、かなり有効な選択肢であります。もともと妻の個人年金は、私が死んだあとの遺族年金の補完みたいな性格もありますから、繰り下げはある意味ウェルカム。

もちろん、この情報、当の本人である妻にも伝えました。

田村さん、グッジョブ! ナイトウォーカー家、全力で感謝のお宝記事でした。

<8/7 追記>

アルパカさんにコメントいただきました。

深田さんの記事によると、お宝保険の増額方法は「受給の繰り下げ」に加えて、「保険料の増額」で増やせるケースもありそうです。まずは営業に問い合わせる。場合によっては、本社窓口に問い合わせる。という執念が必要そう。私の妻にそれがあることを祈ります。

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コメント

すごい情報ですね。
私は会社の健保の企業型年金保険に入り、既に退社して給付を待っています。
企業型だと、ダメかなぁ。残念。

投稿: たゆう母 | 2022年7月26日 (火) 07時32分

1990年契約、予定利率5.5%、60歳から10年確定で年120万円のニッセイ個人年金を3年据え置きしたら、129万円になりました、据え置き利率は2.5%でした。参考まで。

投稿: akio | 2022年7月26日 (火) 08時02分

満期(?)の半年ほど前に、受け取り方法の確認書類が来ます。
当然ですが、そこには繰り延べに関する説明も載っているのでその段階で検討しても十分かと。
私もニッセイの年金で、60歳から10年確定120万/年の契約でしたが、5年繰り延べすると受取額が158万/年になるというので、迷わず繰り延べにしたクチです。


投稿: rouxpea | 2022年7月26日 (火) 10時02分

>みなさまコメントありがとうございます。
>たゆう母 様
時が来たら、確認してみる価値はありますね!

>akio 様
予定利率5.5%。まさにお宝ですね!
さすがに予定利率での据え置きはムリなんでしょうけれど、金利ゼロ時代2.5%は輝いて見えます。

>rouxpea 様
>その段階で検討しても十分かと。
ですね。脊髄反応で即受取にしないように妻には伝えました(しかねない(笑))。

投稿: NightWalker | 2022年7月26日 (火) 10時15分

良い情報ありがとうございます!
同じ時期の個人年金契約があるので、これが出来るなら将来プランの選択肢広がりそうです。

投稿: anony | 2022年7月26日 (火) 10時31分

>anony 様
コメントありがとうございます。
>将来プランの選択肢広がりそう
個人年金保険は、今であればイデコみたいな位置付け。税制優遇には劣りますが、利率は良いわけで、うまく活用したいですよね。

投稿: NightWalker | 2022年7月26日 (火) 10時49分

注意が必要です。
契約のしおり(約款)の他の記述に「(金融情勢等の著しい変化により)、年金額の増額や繰り下げを(保険会社の判断で)休止・廃止することが可能・・・」云々が差し込まれていることが多いです。

大切なのは、

1.契約のしおり(約款)を熟読する。
手元に見つからなければ,[契約当時の」契約のしおりを取り寄せる。

2.営業担当ではなく、本社のカスタマーセンターに直接連絡して繰り下げの可否を確認する。
できれば本社の相談窓口に直接出向いて確認したほうがより良い。

3.繰り下げ可能ならば、受給開始直前まで待たずにすぐに変更手続きを行う。
なぜなら、約款によって、変更期限が明記されていることが多いからです。
(例)受給開始2年前まで、契約日から5年以内、etc

投稿: | 2022年7月26日 (火) 11時17分

>?様
コメントありがとうございます。
うわー、そうなんですね。助言ありがとうございます。本社カスタマーセンターへ、できれば出向いて確認、と。(._.)φ。現場は現場の論理がありますからねwww

投稿: NightWalker | 2022年7月26日 (火) 11時24分

お取り上げありがとうございます。night様、繰り下げ増額出来たらビールおごって💛

投稿: たむりん | 2022年7月26日 (火) 21時43分

>たむりん様
いい情報をありがとうございます!
繰り下げできた10年後に一杯おごりますねー♪

投稿: NightWalker | 2022年7月26日 (火) 21時57分

ちょっとマジレスしますと、給付時期前にくるお知らせで、繰り下げ増額がきちんと書かれている会社もあります。ニッセイはきちんと書かれているようです。しかしお知らせを見ただけでは繰り下げると増額になるとわからない書き方の会社も多いのです。やはり、繰り下げ増額の仕組みをあらかじめ知っておいてきちんと対応するのが大事ですね。

投稿: たむりん | 2022年7月26日 (火) 21時59分

>たむりん様
マジレスありがとうございます!
>増額になるとわからない書き方の会社も多い
うちニッセイじゃないので、気をつけます。

投稿: NightWalker | 2022年7月26日 (火) 22時08分

IDEKO や 公的年金もふくめ、手取り(税金や公的負担料)を踏まえ検討する必要はないでしょうか。

投稿: あちゃん | 2022年7月31日 (日) 09時39分

>あちゃん 様
個人年金に限らず、そう言った観点も踏まえながら、複数の年金をいつどう組み合わせて受給するかは、ある意味年金の醍醐味w 一般解はないので、自分で考えるかFPさんにお願いするか。

>IDEKO
iDeCoないしはイデコです。念のため。

投稿: NightWalker | 2022年7月31日 (日) 10時28分

更に掛け金増額の話も入ってきましたね。

「お宝個人年金」を搾り尽くす裏ワザ2選!受給額アップの知られざる手法
https://news.yahoo.co.jp/articles/20a126bc6b9ab82d7cfac58cd0c5c8b7e6e308e5

投稿: アルパカ2.0 | 2022年8月 7日 (日) 17時15分

>アルパカ2.0様
おお、情報ありがとうございます!
深田さんの面目躍如といった感じの記事ですね〜。
>「保険料を増額する」方法。二つ目は、年金の「受給開始時期を繰り下げる」方法。
私もチェックしてみます。

投稿: NightWalker | 2022年8月 7日 (日) 22時35分

この話どこかで似た話を見たことがあるなーと思っていたら、橘玲さんも記事にされていました。「お宝を教えぬ生保の不誠実」(https://www.tachibana-akira.com/2021/11/13369)もともとは日経ヴェリタスの記事かと思いますが(https://twitter.com/nikkei_veritas/status/1474633273548873729)、↑の橘さんのブログに転載されています。

私はこのようなお宝保険を持っていないので、羨ましいです( ;∀;)

投稿: にこいち | 2022年8月 7日 (日) 23時33分

>にこいち様
コメントありがとうございます。
おおお、橘さんも!  「不誠実」…まさにそれですね。保険会社は信用ならんw
しかし、妻がお宝保険に私に内緒で(笑)加入したのは、信用ならんはずの保険の訪問セールスの結果ですから、皮肉なものです。

投稿: NightWalker | 2022年8月 7日 (日) 23時56分

更に10年確定を15年確定に変更すると、運用期間が長くなりますから、一回の受け取り額は減りますが、トータルでは増えるようです。
ここまでくると、公的年金含めてシミュレーションしてみた方がいいかもしれませんね。税金とか社会保険もからみますし。あと、寿命とか健康寿命とか。

投稿: アルパカ2.0 | 2022年8月 8日 (月) 23時27分

>アルパカ2.0様
うちのは、約款をみる限り15年パスはないかな。
一回あたりのもらえる金額を小さくするのは、年金控除の面から見てもおトクになるケースがあるかもしれませんね。

投稿: NightWalker | 2022年8月 9日 (火) 01時29分

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