富裕層に共通する3つのポイントは、早期リタイアする人も参考になる。
LIMO(LIFE & MONEY) 宮野 茉莉子さん。
はじめに 〜日本はまだまだ金持ちの模様〜
円安だもうダメだ、日本の財政は悪化の一方だ、年収は全然上がらない、日本はどんどん貧乏になっているー、という声も多いですが、日本の富裕層(資産が百万ドル以上の人)人口は、未だ世界2位だそうです。
出典:Capgemini「THE WORLD WEALTH REPORT 2022」
富裕層(HNWI)の金融資産の構成(2022年1月)は、コロナ前とほとんど変わらず、株式:29 %、現金及び現金同等物:24%、不動産(住居を除く):15%、債券:18%、オルタナティブ投資:14%。
記事を書かれた宮野さんが金融機関に勤めていたときに富裕層には以下の3つの特徴があったそうです。
(1)時間をお金で買う
→「時間をいかに使うか」
時間や労力をかけるのがムダだと思えば、富裕層はお金で時間を買う。
(2)売る時にいくらで売れるかを考える
→高額商品を購入する時に、「売却価格はいくらになるか」といった投資目線を持つ
(3)健康意識が高い
→健康でないことのデメリットを心得て、自分のために健康であろうとする方が多い
富裕層に共通する3つのポイントは、早期リタイアする人も参考になる。
この3つは、富裕層を「バリバリ稼ぐ人々」みたいな感じで定義した場合の考え方なんですけど、それとは対極にある早期リタイア族も大いに参考になります。(富裕層になったから早期リタイアしたという人も多いとは思いますが、ダイウィズゼロ指向で「お金を使って生きていく」といずれそこからははずれていくので、一応対極と言うことにしときます)
最初の「時間を買う」っていうのは、まさにそうですよね。ちょっと違うのは、富裕層は仕事をするためにお金を使い、早期リタイア民は、仕事をしないためにお金を使う点。仕事自体が、人生においてムダ。こう書くとなんとも情けない感じがしますが、他人がなんと言おうと自由を謳歌するのであります。
健康意識もそうですね。富裕層は仕事をするための健康。早期リタイア民的には、仕事をしない人生を愉しむための健康。こちらもちょっと違います。
ちょっと頭にとどめておきたいと思いました。
個人的に「失敗したな」と思っているのが、(2)。今、住んでいる家。もう少し売る時を考えて設計すれば良かったなと。2世帯分の要望をあれやこれや詰め込んでいるうちに、なんか特殊な設計になっちゃったんですよねー(^^;)。
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