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2022年6月 7日 (火)

MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2022. 5月報

東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2022.5の月報チェックです。

2022/5 基準価額及び純資産額の推移

20220607

月末純資産総額、 154.37億(先月は、 138.99億円)。基準価額の上昇もあってか今月は増えてます。

2022/5 基準価額と市場価格の乖離率

設定来の月別推移(単純平均)

202206072

※2020年は年平均、その他は月平均

5月の乖離率は、+1.01%。2022年6月は3営業日分のご参考です。

2022/5の日別推移

202206073

       ↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成

今月は上方乖離する日が多く、月平均で1%を超える乖離率となってしまいました。ため息しか出ない…。

雑談

基準価額と市場価格の乖離が、どうにも安定しません。加えて、日々の乖離は、ばらつきます。「指し値」が重要です。

ETF版オールカントリーのメリットは、

  • 納得した価格で売買できる(指し値)
  • 取引はすぐ残高に反映される
  • Slimオールカントリーより若干信託報酬率も低い。
  • マザーは順調に残高を伸ばすeMAXIS Slimシリーズと同じ

デメリットは、

  • 積立て投資には不向き
  • 資産形成期には分配金を手動で再投資する必要がある。

そして、

  • 基準価額との乖離の心配

マーケットメイカーは、その是正に一定の役割を果たしたかにも見えてましたが、どうにも安定しない。この状態、資産形成のツールとしては正直、痛いです。そのうちこの病気が治るかもしれないことを願い、当ブログとしては定点観測を続けます。

やはり、資産形成のツールとしては、ファンド版オールカントリーが、正解。

  • 資産形成期:少しずつ(たとえば定額で)積み上げる。
  • 資産活用期:少しずつ(たとえば定率で)取り崩す
     →オールカントリーを自作の毎月分配ファンド化するイメージ。

とは言え、株式の取引感をキープしたい方には、本ファンドは魅力的です。日本におけるETFはそう言う選択肢なんだと思います。

以上、2559、今月の定点観測でした。

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コメント

2559には信託財産留保が設定されていますが、これが乖離に影響している可能性はありますか?
マーケットメーカーが取引しにくくなるとか。

投稿: | 2022年6月 7日 (火) 06時47分

>?様
コメントありがとうございます。
>信託財産留保
どうなんでしょうね。よくわかりません。
ずれてない月もあるので、取引している人の行動が乖離していて(2559の場合、買いが強く上振れ気味になりがち?)、マーケットメイカーがそれを修正し切れていないと言うことなのではないかとは思うのですが…。

投稿: NightWalker | 2022年6月 7日 (火) 08時21分

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