iDeCoの話が響いてこない、きわめて個人的な2つの理由。
日経田村正之さんの「お金を殖やすツボとドツボ」シリーズをひたすらご紹介するエントリー。第49回のテーマは、こちら。
iDeCoの話が響いてこない、きわめて個人的な2つの理由。
記事は、まさに、タイトル通り。iDeCoが、65歳未満まで加入年齢延長され、それなりに恩恵があるので継続も健闘してみましょ、と言う内容であります。
・・・・と、ここまで書いて、なんというか、あたまに入ってこない、全然、響いてこない自分を感じますw
理由はふたつあります。
一つ目は、制度が複雑で、そもそも、覚える気が起きないことです。
専門家の人たちが複雑な制度をわかりやすく説明しようとしていて素晴らしいと思う半面、そもそも一生懸命に工夫して伝える努力をしなくても「だれでも使える」「シンプル」な制度を作ることがいちばん大事なのでは、と最近つくづく思います。
— 竹川美奈子 (@minakotakekawa) June 9, 2022
竹川さんのツイートを引用させていただきました。
「だれでも使える」「シンプル」な制度を作ることがいちばん大事
竹川さんの言葉はiDeCoと違って心に響きます。
複雑な解を作る人は、「頭良すぎて間抜けな人」か「何かを隠そうとしている人」のどちらか。私の拙い人生経験でわかったことのひとつです。
iDeCoの話が、響いてこない二つ目の理由は、
私はiDeCoをやってない
こと。私の場合は、主として経緯によります。
- 勤めていた会社が企業型DCを採用したのが、50歳を過ぎてから。時既に遅し。
- 加入期間が10年未満だと、60歳からの取り崩し開始はできない。
- 蓄財で60代を乗り切り(繰り下げた)年金で70歳以降を支えると考えていたのでこれは痛い。
- 一方、勤めていた会社のDB制度がそれなりに優秀だったので、それで十分にも思えた。
- そうこうしているうちに早期リタイアして、所得税非課税状態になり、節税メリットが大きく減少した。
めんどくさいから、このままの運用で行こう、と相成った次第。
NISAもそうですが、制度が小出しに改正されていること、会社や立場によって違うことなども、正直気に入りません。iDeCoという制度が有益か?と聞かれたらイエスと答える私ですが、好きか?と聞かれたらノーと答える私だったりするのでした。
コメント
え?
公的年金を「繰り下げる」くらいなら、むしろiDeCoの支給開始も70歳以降でよくない?
たぶん、知識が浅いので「どっちが得なのか?」という基本を理解できていないと思います。
まあ、ほとんどの日本人がそうですがw
投稿: | 2022年6月12日 (日) 10時28分
>?様
すみません、基本がわかってなくて(笑)。
公的年金の強みは、終身であることです。あと何も考えなくても(ボケて運用ができなくなっても、ボケて資産を使い果たしても)もらい続けられることw
投稿: NightWalker | 2022年6月12日 (日) 12時06分