下落相場に負けない個人投資家になろう!2022
下落相場いやんなっちゃうなー、そんなあなたに、山崎元さんから金言集。トウシルさんです。
はじめに 〜下落相場に負けない個人投資家になる!
記事は、2018年7月10日に初回公開したものの再掲です。インデックス投資ナイト2018の文言が踊ります。はやく、リアルに実行できるようになるといいですよね。
さて、山崎さんからの8つの法則がこちら、
1)まず「リスク」を、次に「理屈」を考える
2)リスクは「360万円」を単位に考える
3)株価下落の「嫌な感じ」こそが投資の儲けの源泉だと理解する
4)「売らずに持ち続けること」の有利性を理解する
5)「情報は株価に反映しているはずだ」と考える
6)「下げ相場にはアクティブ」という言葉に惑わされない
7)経験則的に「あと1割の下落」を当てても儲けることは難しい
8)「仮想敵」を作って売りの誘惑と戦う
山崎節全開。ぜひ、ご一読ください。
「情報は株価に反映しているはずだ」って言うのが好きです。株価もしかり、為替もしかり。
下落相場に負けない個人投資家になろう!2022
こういう場面が来ると、思い出したいのが、リーマンショック。その後の経験で私が得た教訓は、まとめると次の3つ。
(1)売るな
(2)他の金融商品につられるな
(3)なにごともいつも通り。
(1)は、今更言うまでもない長期投資家の原理原則。やることはカンタンなんですけど、怖いのは売ってしまいそうな自分。いかにしてそんな自分を戒めるか、いや慰めるか(^^;)。その手法を自分なりに編み出しましょう。
特に注意すべきは(2)。株式以外の小難しそうな金融商品へのお誘いが増えたなあっていうのは、いわゆるフラグですよね。リーマンショックの時、私の記憶に残るのは、やっぱりコモディティでしょうか。原油が1バレル150ドルとかになった途端、
時代は変わった!
とか言い出す方々がたくさん出てきて、オルタナティブ、第3の選択みたいなことをしきりに唱えるわけです。今こそ債券比率を上げておくべきみたいな意見もあったような。その後、バイアンドホールドの時代が終焉したか否かは、みなさまご存じの通りです。
あと、個人的には(3)も大きいです。当時の(2008年9月、10月ころ)自分のブログのタイトルを見てると、我ながら淡々としていて、到底、
リーマンショックがあったように見えない
んですよね。
必死に忘れようとしてたのかしら。そういえば、時を同じくして仕事が変わり、責任が重くなりました。当時の私は、相場に気を取られている場合ではなかったのかも。それとも、このころには、既に仙人化してたとか(^^;)。そんなことを思い出す今日この頃です。
コメント
>(1)売るな
分散投資をしている場合は大事だと思います。
しかし、特定企業に偏った投資を行っている場合は、倒産の可能性があるので危険だと思いました。
信用取引を行っている場合も危険だと思います。(私自身は、信用取引は行っていません。)
特に信用取引の場合は、借金を負うことになりそうです。
株価の底値は分かりませんが、暴落したときは買い時だと思います。
一方で売りたい気持ちも、よく分かります。
投稿: tama | 2022年6月22日 (水) 04時22分
>tama 様
コメントありがとうございます。
一応、国際分散投資をしている場合の話です。
投稿: NightWalker | 2022年6月23日 (木) 23時05分