eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022.4の月次報告
我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2022.4の月次報告です。
2022/4 ベンチマークとの乖離率
2022/4 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
過去1ヶ月 | -4.2% | -4.4% |
過去3ヶ月 | 4.2% | 4.0% |
過去6ヶ月 | 0.2% | 0.0% |
過去1年 | 11.2% | 10.9% |
過去3年 | 52.4% | 51.8% |
設定来 | 65.6% | 65.2% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、プラス0.3%でした。
2022/4 純資産総額
今月は、先月から56.08億円増の4979.93億円。直近のデータでは、5/13現在、4906.53億円。
右端、緑の棒グラフは、5/13付け
2022/4 資金流出入金額
今月の資金流入は、271億円。5月の途中経過は、〜5/13までで(右端、緑の棒グラフ)221億円。
本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近の5月は、第4営業日の5/10に128.8億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
4月末は、純資産総額4980億円。相場の軟調を受けて横ばい。一方、5月に入ってからの資金流入は221億円と快調です。5/10の128.8億円は単日の資金流入としては過去最高。相場の軟調を受けての流入なのであれば、長期投資を指向する本ファンドの受益者のみなさん、さすがという感じが致します。
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、1,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がります。結果、全体としての信託報酬率も下がる仕組み。純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者のリターン面にも貢献します。
今月は、資産構成にちょっといつもと違うパターンが出現。
ずっと、コールローン他は、ゼロだったのですが、今月は、0.6%。これ、ロシアが指数からはずれた絡みなんですかね。それとも為替の変動要因? 理由は不明ですが、ベンチマークの乖離が極端に大きくなっているわけではないので心配する必要はなさそうです。
相場は軟調に見えたりもしますが、年次リターンは、11.2%。まだプラスなんですよねー。株式クラスの長期の期待リターンは5〜6%程度ですから、ようやく落ち着いてきたといったところ。長期投資家として、買いに走るにはまだ動機が不十分です。自身のリスク資産比率のチェックをオススメします。たいしたことないと思われるはずです。
配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。
三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。
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