MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2022. 4月報
東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2022.4の月報チェックです。
2022/4 基準価額及び純資産額の推移
月末純資産総額、 138.99億(先月は、 141.39億円)。軟調相場を受けてか微減。
2022/4 基準価額と市場価格の乖離率
月別推移(単純平均)
4月の乖離率は、+0.35%。2022年5月は4営業日分のご参考です。
日別推移
↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成
月の前半はいい感じで押さえ込んでいたのですが、4月下旬から5月上旬にかけて上方乖離が大きいです。
雑談
4月は、全体としては基準価額との乖離が小さくなりましたが、後半荒れてます。ETFの現在と未来は、マーケットメイカーさんの手腕にかかってますが、どうにも安定しませんね。
上図に示すように、日々の乖離は、ばらつきます。普通の株式取引と同様に「指し値」が重要です。
ETF版オールカントリーは、
- 納得した価格で売買できる(指し値)
- 取引はすぐ残高に反映される
- Slimオールカントリーより若干信託報酬率も低い。
などのメリットがあります。分配金があるのがメリットと感じる人もいるでしょう。早い話、株式取引感みたいなのをキープしておきたい人向きの商品です。また、本ETFのマザーは順調に残高を伸ばすeMAXIS Slimシリーズと同じ。本ETFを買う上での安心材料のひとつです。
注意点は、積立て投資には不向きという点と分配金の扱いです。DRIP(ETFの分配金で自動的に買い入れる仕組み)のない日本の場合、資産形成期には分配金の再投資を手動でする必要があります。
年次リターンは、11.0%。みなさま、ご自身の取っているリスクのチェックをお忘れなく。
以上、2559、今月の定点観測でした。当ブログは、今後も本ETFのウォッチを続ける予定です。
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