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2022年5月 3日 (火)

年金繰り下げ後の一括受給は原則なしと思っておいた方がいいかもという話。

Diamond Online 深田晶恵さん。

年金繰り下げ後の一括受給は注意が必要かも

年金繰り下げ後も、過去に遡って(最大5年)一括受給することができますが、深田さんの記事によりますと、

  • 公的年金の一括受給は「過去にさかのぼって各年の雑所得」になるため、各年の源泉徴収票を受け取ったら必要に応じて確定申告し、納税が必要(になることがある)。
  • 納税が遅れたとみなされれば延滞税がかかってしまう。

だそうです。縦割り行政にもほどがある。過去に遡っての納税や社会保険料徴収はともかく、延滞税は盲点。深田さんは、最後の方に

”専門家の中にも「65歳以降も仕事があるなら、年金の請求手続きをせずに働き、繰り下げ受給するか一括受給するかは、完全リタイアするときに考えるといい」と提案する人もいる。

 恥ずかしながら私も『65歳以降も生活できるだけの給与収入や企業年金収入があるけれど、老後に備える「いざという時のまとまったお金がない」人には、一括受給は選択肢になる』と当連載で書いたこともある。

 しかし、このたび調べてみて、考えを改めた。65歳時に年金の請求手続きをしないなら、繰り下げ受給をする。一括受給は、さまざまな弊害があるので選択肢から外そう。これが今の私のアドバイスだ。

と書いています。

私自身は、年金受給の繰り下げは、「マクロ経済スライドによる年金目減りを自己責任で緩和するため制度」と考えています。本当は、一律70歳受給にしたいんだけど、色々選べるようにしとくから各自選んでね、と。

これを「国民に丸投げしてる」とか「厚労省のワナ」だとかと言うつもりは毛頭ありません。なにしろ、私の場合は、早期リタイアを決断するためのありがたい制度でした。早期リタイアで減った分の年金をリカバーできますからね。厚労省が考えていた使い方とは違うのかもしれませんが、感謝しかないです。

ただこの深田さんの記事を読んで、年金受給は、

 繰り下げたら繰り下げる。

で行こうと固く心に誓いました。ものごとはシンプルが一番。

インフレ含めた「いざというときのお金」まで年金に頼ろうとまでは考えてないからこその早期リタイア。年金には、あくまで長生き保険としての機能を期待しております。


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コメント

元記事初めて読んだとき、文字通りけっこう衝撃でしたね。
このことを指摘した方は、これまで寡聞にして知らないです。

繰り下げでなく一括受給を選択するのは、個人的にはおそらく資金繰りが危なくなってきた場合くらいかな、と想像しますが、そうならないよう気をつけたいものです。

投稿: mets | 2022年5月 3日 (火) 09時59分

>mets様
コメントありがとうございます。
私も最初読んだとき(この記事を書いたとき)は、びっくりしました。
延滞税=キャンセル料金(手数料)と考えるべきなんでしょうかね。

投稿: NightWalker | 2022年5月 3日 (火) 11時51分

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