投資から得られるものって?
東証マネ部、提供元は、三井住友トラスト・アセットマネジメントさん。
Q.投資から得られるものって?
答えは、
経済知識が身に付き、家計に気を配るようになるよ!
その結果、
- 毎月の収入と支出を気にするようになる
- 投資先企業のことや経済情勢を自分から進んで調べるようになる
- 日々のニュースに目を配るようになる
- 仕事にも役立つ
まさにそうです。あとは、コストの高いインデックスファンドはバカげていることに気付くようになる、とか。記事元の三井住友TAMさんもお気を付け下さい。
拙著の最後の方に、もしも投資をしていなかったらどうなってたのかというお題で、
- アーリーリタイアという選択はなかった
- ある金額のお金があって、大丈夫と思えるかどうか。投資をしていなかったら、そんな金融リテラシーは身につかなかった
- 仕事にもポジティブなフィードバック→早期退職時の割増退職金も含めた収入、つまりアーリーリタイア資金の元手にもプラスの効果があったはず
- 投資が怖いと思うような性格では、アーリーリタイアというリスクの高い選択も難しかったかも
なんてことも書きました。
雑談
ただ、これらは、投資のポジティブな側面。
投資=お金を増やすこと。ここまでは極めて健全な願望ですが、一歩間違うと、ベクトルが別の方向を向いてしまうこともあるでしょう。日経さん、マネーのまなびの記事。
副業を餌に、トラブルに巻き込まれるなんてことも多いそうです。
”「『チャットで相談に乗るだけのアルバイト』にアクセスしたら、報酬を受け取るための手続き料を次々支払わされた」「『レンタル彼氏』に登録したが収入は得られず、サイト利用料だけが毎月かかった」”
なんともはや、という話が登場します。
副業自体は、将来の自分を救うための「投資」。それが、将来の自分の足を引っ張ってしまう。「うまい儲け話なんてない」と言ってしまえば、それまでですが、同じ文言でとってもかまわないリスクまで否定する(結果リターンを失う)人もいるわけで。「つみたてNISAにだまされるな」的なことをおっしゃる経済評論家もいますよね。なにが権威なのやら。
どんな道もそうなのかもしれませんが、最初に誰に習うか。やはりここが一番大切。
私自身は、最初っからインデックス投資に行き着いたわけではありませんが、幸い、わけのわからない儲け話がうさんくさいと思う程度の感性はありました。これは、投資ではなく、仕事で身に付いたような気がします。
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