市場再編後の東証を見てみる。2022/4
ふと見ると、日経電子版のマーケット>株式欄に新市場区分での時価総額等が出て来るようになってました。どうなったかちょっと見てみます。
2022年4月14日の株式市場
市場 | 時価総額 (普通株式ベース) |
---|---|
プライム | 6,940,735億円 |
スタンダード | 221,035億円 |
グロース | 70,450億円 |
■プライム全銘柄の指標
連結 | 前期基準 | 予想 |
---|---|---|
純資産倍率 | 1.21倍 | -- |
株価収益率 | 18.32倍 | 14.05倍 |
株式益回り | 5.45% | 7.11% |
配当利回り | 1.87% | 2.21% |
東証が転生したら、ほとんどプライムだった件
プライム市場率96%。東証が転生したらほとんどプライムだった件。
こうしてみると、改革の一番の目的は、流動性がしっかりある銘柄とそうじゃない銘柄を分けることにあったのかな。やはりというかあたりまえというか、懲罰的な選別ではなかったようです。東証の使命は、あくまで場を提供すること。裁くのはマーケット参加者の仕事であります。
TOPIXは、時間をかけてプライム化していく段取りですから、TOPIXも転生したらほとんどプライムだった件。でした。
閑話休題。配当利回りが、実績ベースで1.87%、予想で2.21%もあるんですね。あれだけダメ出ししていた日本株もかわいく見えてくるってもんです(笑)。インデックス投資家も、たまには市場の指標を眺めてみるのもいいなと思う今日この頃でした。
コメント
東証が転生…の見出しは思わず笑ってしまいました。ライトノベルにも造詣が深くていらっしゃる(?)とは存じませんでした。当方アラフォーですがライトノベルのコミック版なども読んでいて、我ながらいい年して…と思うこともあるのですが、少し安心しました(?)
投稿: 若月 | 2022年4月15日 (金) 20時23分
>若月様
コメントありがとうございます。
ライトノベルというか、アニメ。コロナ以降屋外活動が減った分、動画配信を見るのが増えた結果です。
いい歳だなんてそんな。若月さんプラス20歳の私でも大丈夫(笑)。こう言うのを単純におもしろいと思うようになれることこそ、早期リタイア脳なのかもしれません。
投稿: NightWalker | 2022年4月15日 (金) 20時31分