早期退職者的企業年金のもらい方
日経、田村正之さん。
企業年金、転職後も増やす 制度選択・期限に注意
転職した場合にも、これまで積み上げてきた企業年金は引き続き年金として運用すべきですが、いろんなケースがあって非常に複雑。そのいろんなケースについて、解説した貴重な記事です。
企業年金を含む年金の3階(4階とする場合もある)部分って、DB、企業型DC、iDeCo、と選択肢が多くなっており、いろいろややこしい。
転職を考えている人は、ぜひお読みいただきたい内容となっています。
退職金と企業年金は実質同じモノ。一時金としてもらえば退職金、分割してもらえば(年金としてもらえば)企業年金です。この辺は理解しておきたいところです。なので転職時の退職金もうっかり使い果たさず、老後の資金としてうまく活用したいですね。
早期退職者的企業年金のもらい方
記事では、元の会社で運用継続する話も出てきます。私が早期退職したときはこのパターン。
- 一時金としてもらってしまうと割増退職金もあって退職金控除をオーバーしてしまう(大きく課税される)。
- 一部を終身年金としてもらうことができた。年金が減ってしまう早期退職者としては、長生き保険の補完として貴重。
- そもそも働く気が少ないので、引き継ぎ先は考えなかった。
というのがその理由です。
公的年金控除をうまく活用すると節税にもなります。企業年金って60歳以前からもらえるんですよね。私の場合は、
- 70歳までに終身部分を除いた企業年金は受給しきる。
- 70歳から基礎年金+厚生年金を受給する。
と言う作戦です。繰り下げ70歳については、今だ思案中です。
リスクは、田村さんの記事に書いてあるように、「経営破綻に近いような状況になれば大きな減額」になってしまうこと。なにしろ、リストラしてしまう会社ですからねー(^^;)。私は、会社が存続することに賭けてみることにしました。今のところは、つぶれてません(笑)。
コメント
iDecoは企業年金ではなく個人年金ではないでしょうか?
投稿: 斉木裕司 | 2022年4月26日 (火) 07時50分
>斉木裕司 様
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。
DB→iDeCoのようなパスもあるよという意味合いを短く書こうとしたのですが、ちょっと雑でした。少し修正させていただきました。
投稿: NightWalker | 2022年4月26日 (火) 09時23分
nightさま おとりあげありがとうございます。しかし……ややこしいですね(T_T)
投稿: たむりん | 2022年4月26日 (火) 12時08分
>たむりん様
コメントありがとうございます。
>ややこしい
年金の話を「自分ごと」として考えるべき最大の理由かもしれません。あの場合、この場合と考え出すと脳みそがパンクします(^^;)。
投稿: NightWalker | 2022年4月26日 (火) 12時47分