2022/4末のポートフォリオ
2022/4末のポートフォリオです。
2022/4末のポートフォリオ
今月は、じわじわ上がってわっと落ちる相場。トータルでは、リスク資産が1ポイント弱減りました。
雑談
最近は、円安になったー。日銀はなにをやってるー。みたいな話が増えました。円高の時と同じ。あー言えばこー言う。何でもかんでも日銀のせいにするのは良くないと思います。
「円安で金利を上げる必要はないが、物価が上がれば日銀は金利を上げざるを得ない」とは思います。マスコミが時折報じるのは、部分的な値上げのニュース。注視すべきは、全体としての物価。はてさてどうなりますかね。
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ただ、長期投資家としての私は、この種の話は完全無視です。世間ではなく、じっと自分(のポートフォリオのリスク)を見る。
長い目で見ると、もろもろは落ちるべきところに落ち、株価は上がる。どんな経済的なショックも長期のグラフの中では、些細な出来事に過ぎません。そんないつもの思考を繰り返す今日この頃です。
コメント
船長〜‼︎、そろそろ航路を変えましょうヨ。
船の航海士が、百戦錬磨の船長に言いました。
船長 「何故ジャ」
航海士 「かなり前から、とても気になっている嵐(円安)の事です。」
船長 「ワシの経験から、未だ海は凪いでおる、問題は無い。」
航海士 「レーダーには、この先に大きな嵐(日銀債務超過)が映っているんですが?」
船長 「ワシの長年の勘では大丈夫ジャ、何度も嵐は経験しておる。」
航海士 「ほんの少しでも良いので、舵を切って(日本国債売却)下さい。」
船長 「駄目ジャ、どんな事が起きても、決めた航路は守るのジャ」
円の価値は、日銀による2013年4月4日の「質的 量的金融緩和」から減価が始まったと思います。始めた頃は、未だ日本に余力が残されていたので、経済が少し上向きました。しかし消費税増税なども有り、金融緩和の効果は見られず、更に追加緩和(国債追加引受、ETF、リート購入)中央銀行として何処の国もやらない政策を打ちましたが、依然として成果は出ません。リフレ政策の失敗は明らかになりつつあります。しかしリフレ派論客達は、「未だ緩和不足もっと借金しろ」と政府を囃子立ています。
現状維持バイアスになっていないか?
「過去」のベストが「未来」のベストとは限らない。年齢を重ねると経験が有る分だけ、「変化」を「安定の損失」と認識して現在の状況に固執してしまいがちになります。日本の財政状態を客観的に判断すれば、日本国債の「信用リスク」は顕在化している。無制限、無期限の「指値オペ」の理由を考えれば明白です。
投稿: オークX32 | 2022年4月30日 (土) 10時56分
円高円安は、結局ポジショントークになりがち。
根本原因は少子高齢化で、国内の需要が減っていることなので難しい。
国民民主の玉木さんが言ってましたが、
短期的にはハイプレッシャーエコノミーで需要の創出、
中長期では、教育国債で子供の教育と新規産業や研究開発への減税措置。
衆院選で有権者から帰ってきた言葉は、子供なんかどうでもいいから、とりあえず今俺に金をよこせ。
この国もう駄目かもね
投稿: | 2022年4月30日 (土) 17時11分
みなさまコメントありがとうございます。
>オークX32様
投資について言えば、全員船長で船団長なので、航路は好きにできます。ただし、国の政策は一蓮托生ですねー。で、どうしましょうかと。
>?様
>ポジショントークになりがち。
おっしゃる通りだと思います。
>この国もう駄目
ピケティの法則によれば、リスクを取って資本収益率に着眼した人とそうでなかった人との格差は顕在化していくでしょう。
国としては競争に勝つ為に必要なリスクを取らないようなので(国民の多くがリスクを取らないので)、全体としてはゆるやかに貧乏になっていくような予感はします。
投稿: NightWalker | 2022年5月 1日 (日) 00時15分