そういえば2022/4から東証の市場再編だったけどどうしよう
Diamond Online 山崎元さん。
私の1306どうするの?
4月からの東証の市場再編。評判は今ひとつのようだが、山崎さんとしては「案外よくやった」との好評価。「冷静に考えてみると、われわれは東証に(特にプライム市場に)多くを求めすぎているのでは?とのこと。
たしかに。上場条件を厳しくして切磋琢磨すると、パフォーマンスが上がるというのは少々過剰期待かも。
東証改革で最も心配だったのはTOPIX。つまり、私の1306、どうするの?という悩みですがほっといていいようです。
- TOPIXの採用銘柄およびそのウェイトの変更は、時間を掛けて緩やかに実施
- そもそも入れ替えの実質的な規模は小さい(時価総額的に99%の銘柄が残る見通し)
徐々に、プライムっぽい指数に変わって行くことになりました。
そういえば2022/4から東証の市場再編だったけどどうしよう
さて、日本株です。東証再編が見えてきたであろう(と勝手に想像する)1年くらい前からのパフォーマンスを見てみます。
たしかに冴えませんねー。この一年、日経平均よりTOPIXの方がパフォーマンスがいいのは、もしかして東証改革期待なのかしら(笑)。まあ、たまたまなんでしょうね。
山崎さんによると、
”日本の株価がなかなか上がらないことの責任は上場企業のビジネスや経営、財務政策等にあり、取引市場に魅力がないからではない。”
悪いのは日本企業、経営者です。日本国民としての私は憂うべき状況なんでしょうけど、いち投資家としては、ここはクールに判断するしかありません。それは、
日本株は、時価総額比程度で充分だ。
ということ(言うまでも無く私個人の見解です)。オールカントリーに含まれている分くらいは買っときますので、あとはよろしく、なのでした。既に保有している日本株は、徐々に取り崩していく所存です。
余談 〜日本株の未来
ジャパンアズナンバーワン…かつての夢よもう一度ということを狙うのであれば、相当肝の据わった戦略が必要でしょう。しかし、具体的に何をすべきか、私ごときには思いも付きません。ただ、思うのは、リスクなくしてリターンなし。
株式投資程度の計算できるリスクすら取らない。
そんな国民性では致し方ないかなあと。マクロで見れば、個人の金融資産の大半は現預金。企業も政府もそんな国民意識の総和なのであります。かと言って、かつての高度成長期のような敗戦で無理矢理リスクを取らざるを得なくなる状況、なんてのもいやですしね。
ご参考エントリー
「リスクを取らない人はおおむね貧乏になる」のであります。
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