各資産クラスのパフォーマンスを定点観測してみる 2022/3
先月から始めました。今月の各資産クラスのパフォーマンスの定点観測です。
チェック方法
- Slimシリーズの基準価額で当月末の年次リターンと月次リターンを計算。
- ご参考に先月末の標準偏差(3年)をモーニングスターでチェック。
2022/3末 年次リターン
2022/3末 月次リターン
ご参考:先月の月次リターン↓
先月とは様相が異なり、いきなり株価上昇へ反転。
おまけ:2022/2末 標準偏差
ファンド名 | 2022/2末 標準偏差(3年) |
---|---|
全世界株式(オール・カントリー) | 17.41 |
全世界株式(除く日本) | 17.81 |
全世界株式(3地域均等型) | 15.90 |
米国株式(S&P500) | 17.29 |
国内株式(TOPIX) | 15.34 |
国内株式(日経平均) | 17.58 |
先進国株式 | 17.98 |
新興国株式 | 20.22 |
国内債券 | 1.99 |
先進国債券 | 3.69 |
バランス(8資産均等型) | 11.21 |
国内リート | - |
先進国リート | - |
拙著から正規分布の図です。
分散された株式指数においては、1シグマ20%〜30%くらいと考えておけばいいと思います。中央の0シグマはリターンゼロではなく、期待リターンになります。長期投資家として重要なのは、今現在の年次リターンがこの図のどのポジションにいるのかを把握することです。
雑談
株式の年次リターンの順位はほぼ一緒。株式クラスは日本株を除き、未だ高い水準にあります。株式の期待リターンって、せいぜい年5〜6%くらい。長期投資家のよりどころは、平均回帰。今一度、リスク許容度をチェックしましょう。
一方、月次リターンの順位は、毎月変わります。長期投資家の場合、これだけで判断することはまずないでしょうが、市場のお天気は見ておくだけは見ておいた方がいいのではないでしょうか。
日本株ダメですねー。同じ日本でもリートは若干取り戻してます。平均回帰でどこかで一気に追いつくのか、こんなものなのか。やっぱり、日本を含む全世界くらいがちょうどいいなあと、思う今日この頃です。
以上、長期投資のご参考エントリーでした。今後も定期的にウォッチしていく予定です。
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