三井住友TAMが業界最低コストのインデックスファンドシリーズ「My SMT」シリーズ11本を新規設定
「My SMT」シリーズが、追加で爆誕
三井住友トラスト・アセットマネジメント(三井住友TAM)さんが、低コストのインデックスファンド「My SMT」シリーズ11本を新規設定するそうです。
- MY SMT 日経225インデックス(ノーロード)(0.154%)
- MY SMT TOPIXインデックス(ノーロード)(0.154%)
- MY SMT 国内債券インデックス(ノーロード)(0.11%)
- MY SMT J-REITインデックス(ノーロード)(0.275%)
- MY SMT S&P500インデックス(ノーロード)(0.0968%)
- MY SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)(0.0968%)
- MY SMT グローバル株式インデックス(ノーロード)(0.1023%)
- MY SMT グローバル債券インデックス(ノーロード)(0.154%)
- MY SMT グローバルREITインデックス(ノーロード)(0.275%)
- MY SMT 新興国株式インデックス(ノーロード)(0.187%)
- MY SMT 新興国債券インデックス(ノーロード)」(0.242%)
( )内は信託報酬率(税込)
記事によると、「ダウ・ジョーンズ・インデックス」と「国内債券インデックス」が「業界最低水準を更新」とのこと。国内債券は、Slimが、現在、年率0.132%(税込)。
なお、三井住友TAMのプレスリリース等は発見できていないので、見つかり次第、追記します。
<3/29 追記>
雑感 〜 一物多価はもう止めて
正直、
開いた口が塞がりません…。
同社のローコストを銘打つインデックスファンドには、既に「SMTシリーズ」「i-SMTシリーズ」があります。「既存のファンドを値下げする」あるいは「新設のMY SMTシリーズに統合します」って言うならわかります。
でも、どうやら、この期に及んで、金融庁殿が本件のようなパターンを問題視しているにもかかわらず、またしても追加してしまったようです。
一物多価はもう止めて
ですよ、まったく。結果、たとえば先進国株式クラスは、
- SMT グローバル株式インデックス・オープン(0.55%)
- i-SMT グローバル株式インデックス(ノーロード)(0.209%)
- MY SMT グローバル株式インデックス(ノーロード)(0.1023%)
と並んじゃうわけです。
もう、安定のSlimもあるし、インデックス投資家的には、ガン無視必至かなあ。i-SMTシリーズと同様、インデックス投資家にそっぽを向かれるんじゃないですかね。(i-SMT グローバル株式インデックス(ノーロード)の純資産総額は、2022/3/22現在、6.65 億円です) なんで今更、設定してきたのかしら。法人ルート向けなのか、当て馬なのか。
個人的には買わないだけですけど、金融庁としてはどうなんでしょ。もはや伝家の宝刀を振りおろすしかないのでは?
以上、新インデックスファンド登場のニュースでした。
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