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2022年3月 5日 (土)

老後の年表 〜老後の生活が豊かになる3つの視点

なんとなくポチってしまった本をご紹介してしまうシリーズ。今回はこちら。

老後の年表

本書は、老後の問題、老後不安を年表化。わかりやすいシチュエーションで老後の生き方、勘所を語るという趣旨の本になっています。

50歳 親の介護で「介護うつ」と「介護離職」が忍び寄る、51歳 更年期障害で、妻の長年の怒りが爆発、53歳 親が亡くなり、遺産相続の争い勃発、55歳 役職定年。働き盛りに給与もやりがいもカット、56歳 熟年離婚予備群に仲間入り・・・と言う具合に、100歳までネタは続きます。

 老後問題のスイートスポットをわかりやすく突く一冊

でした。お金の問題ももちろんたくさん出てきます。

62歳 銀行の勧めで財産が「半凍結」状態に、65歳 長生きしたけりゃ、年金はまだもらうな!?、70歳 平均的な資産保有額だと10年で枯渇、79歳 介護施設入居が突然やってくる。施設選びで想像以上の出費、80歳 「私が騙されない」が一番騙される、82歳 認知症でまさかの財産凍結。

当ブログの読者のみなさまであれば、おなじみの話題であります。

この種の本に時折感じていた、たとえば、「妙に上から目線」とか「小難しい制度の説明が並ぶ」、あろうことか「答えが違う」といった、そかはかとない違和感はありません。中身は濃いのに週刊誌のようにライトに読めるそんな感じの一冊でした。

老後を標榜する世代はもちろんのこと、若い世代の方も間近に迫る親の問題として読んでみてもいいかも。

老後の生活が豊かになる3つの視点

本書は2部構成。第1部が上記のような老後の年表で本書の9割を占めます。いいなーと思ったのが、まとめ的位置付けの第2部、「老後の生活が豊かになる3つの視点」。

  • 自分はどうなると一番幸せか?全ては、この「問い」から始まる
  • (他人ではなく)自分自身の価値観を決める。
  • 「収入」「家族」「幸福度」の3つの視点をもつことで、自分に合った価値観が見つかり、人生を好転させる思考法や行動につながる

大いに共感です。幸せの形は、ひとそれぞれなのであります。生涯現役で働き続けるのも良し、私のように早期リタイアして自由な日々を送るのも良し。

「収入」=「労働収入」「年金収入」「不労収入」の3収益の確保って言うのは、当ブログではおなじみの考え方。おもしろかったのが「幸福度」の優先順位。

”まずは「セロトニン」を分泌させる「心身の健康」、次に「オキシトシン」を分泌させる「愛情・つながり」、最後に「ドーパミン」を分泌させる「成功・達成」という生き方が理想”

「成功・達成」が第一の人生前半とは、順序が逆。

辞め時を悩む人も多いとは思いますが、価値観が逆転したとき、「成功・達成」より、「愛情・つながり」、そして「心身の健康」が大切だと気が付いたとき(切実になった時)。その時こそが辞め時なのかも。ちょっと前にご紹介した「林住期」では、「社会人としての勤めを終えたとき」がその時だと示唆していますが、そのふたつが、同期して訪れるというのがある意味、サインなのかなと。

本書も大いに参考にさせていただき、これからの林住期を生きてみようと思う今日この頃なのでした。

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