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2022年3月 6日 (日)

MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2022. 2月報

東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2022.2の月報チェックです。

2022/2 基準価額及び純資産額の推移

20220306

月末純資産総額、 125.66億円(先月は、 122.16億円)。微増ではありますが、増えています。

2022/2 基準価額と市場価格の乖離率

月別推移(単純平均)

202203062

2月の乖離率は、+0.75%。若干、悪化。2022年3月は4営業日分のご参考です。

日別推移

202203063

       ↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成

最近、若干 ではありますが、日々のブレも大きくなっているようにも見えます。

雑談

今年度に入っての市場価格と基準価額の乖離が、平均すれば問題ない良好なレベルになっていたのですが、ここ数ヶ月、悪化しているようにも見えます。ETFの現在と未来は、マーケットメイカーさんの手腕にかかってます。今後も期待しています。また、日々は、ばらつきます。やはり普通の株式取引と同様に「指し値」が重要です。

ETF版オールカントリーは、

  • 納得した価格で売買できる(指し値)
  • 取引はすぐ残高に反映される
  • Slimオールカントリーより若干信託報酬率も低い。

などのメリットがあります。分配金があるのがメリットと感じる人もいるでしょう。早い話、株式取引感みたいなのをキープしておきたい人向きの商品です。また、本ETFのマザーは順調に残高を伸ばすeMAXIS Slimシリーズと同じ。本ETFを買う上での安心材料のひとつです。

注意点は、積立て投資には不向きという点と分配金の扱いです。DRIP(ETFの分配金で自動的に買い入れる仕組み)のない日本の場合、資産形成期には分配金の再投資を手動でする必要があります。

年次リターンは、16.0%。最近、軟調な相場が続いてあたふたする声も散見されますが、実はまあまあ増えてます。みなさま、ご自身の取っているリスクのチェックをお忘れなく。

さて、ちょっと気になるのは、ロシアの指数離脱の影響。

取引が困難になってからの指数削除なので、これによる乖離がどの程度になるのか、来月、見てみたいと思います。

以上、2559、今月の定点観測でした。当ブログは、今後も本ETFのウォッチを続ける予定です。

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